「@nifty」による総合映画情報コンテンツの「Movie@nifty」。毎日多くの人が訪れるこの人気コンテンツを担当する、ニフティ株式会社/音楽・映像プロジェクトの久保徹太郎さんにお話をうかがいました。


■サイトのスタートはいつですか?
久保「「Movie@nifty」の前身「Theater@nifty」が立ち上がったのは2001年なので、今年で5年目になりますね。僕が担当するようになったのは、1年ちょっとくらい前です。このサイトに関しての僕の役割は、要所要所を押さえながら全体的にディレクションしていくというものです」


■久保さんが担当されて、コンテンツ制作で心がけるようになったことは?
久保「@niftyのトップページから進んでこのページに飛ぶんですけど、このページのページビューは平均で月100万ちょっとです。僕が担当するようになってからは、主に特集に力を入れるようになりました。昨年の夏にTheaterからMovieへの全体的なリニューアルをして、システムを絡めた部分で情報を扱えるようになったりもしたんですが、特集に関しては以前はけっこうシンプルな作りだったので、デザインに力を入れてみたり、
キャストやスタッフに関連する情報や過去作品のDVDを紹介したりして、ユーザーの方にもっと楽しんでいただけるように努めています。あと作品情報ページでも、同様に基本情報以外のプラスアルファがあれば、できるだけ紹介するようにしています」


■苦労される点は?
久保「最も多いユーザー層は20代後半から30代の女性です。もちろんそのメインターゲット層は意識するんですけど、他とのバランスも必要ですからね。その部分に関しては、ページ上での作品の配列などによって調和を図るようにしています。「Movie@nifty」も映画配給会社さんから注目していただけるようになり、それはそれでうれしい悲鳴なんですけど(笑)、アップのタイミングとか先方のご希望もありますからね。ユーザーと配給会社。そのすべてに応えるためには、ちょっと頭を悩ますこともあったりはします」


■一般的に映画サイトのユーザーには女性が多いという気がします。なぜ女性の方が多いんでしょうね(笑)?
久保「うーん、どーなんでしょうねぇ(笑)。男性に比べて、女性の方が観る前に情報を集める傾向が強かったりするんでしょうか。例えば僕なんかは観たい映画があっても、テレビのCMを見て「おおっ!」とか思ってそれで終わりっていう(笑)。いろいろなことを女性は知りたがるので、感受性が豊かなんだと思います」


■人気のあるコーナーは?
久保「人気コーナーは特集とかニュースですね。ニュースはゴシップネタなんかもあるので、けっこう人気が高いですよ。あと、試写会のプレゼントも人気ですね」


■今後はどんなサイトを目指していきたいですか?
久保「苦労する点でもあるんですが、総合映画情報コンテンツとしてどなたに見に来ていただいても楽しんでいただけるものを目指していきたいですし、また同時に、映画配給会社の方にも価値を感じていただけるサイトでありたいと思います。いろんな視野を持つことから生まれる相乗効果によって、人から「すばらしいサイトですね」って言われるようになりたいですね」
Movie@nifty:http://movie.nifty.com/
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