TEXT BY はせがわいずみ(FEATURE PRESS)

 7月10日付のピープル誌は「100人のイケてるオトコたち」特集。1位に輝いたのは、ジョージ・クルーニー。「ケーリー・グラントとクラーク・ゲーブルのブレンド」と同誌も大絶賛だ。数年前、日本での記者会見で、女性記者の目をハート型に変えたのを私は今でも憶えている(何を隠そう、私もその1人)。そんな彼だからこそ、全米の女性もマイってしまうのは納得の1位。

 2位はデレク・ジェーター。このサイトの読者なら「誰それ?」とツッコんでもOK。何しろ彼は、NBAプレイヤーだから。でも、年収はジョージ様と同じ(年は13歳も若いけど…)。

 3位はマット・デイモン。メジャーになって、いきなりオスカーをかっさらった彼は、この数年で仕事もプライベートも大忙し。人気女優とくっついて、離れて…今はヒスパニック・ビューティーのペネロープ・ロペスがお相手だとか…。


1998年秋に「アウト・オブ・サイト」で来日
した時の写真 Photo (C)Yoko KIKKA

 以下、シェフや政治家、ゴルファー、消防士、作家などが続き、アメリカの子ギャルから熱い眼差しを送られているフレディー・プリンズJr(サラ・ミシェル・ゲラーのカレ)、3位のマットに大きく遅れをとったベン・アフレックと続く。最長老の「イケてるオトコ」は、61歳のTV司会者だった。それにしても、ハリウッド俳優から、トウモロコシ農場のオヤジ、宅急便の配達の兄ちゃん、地方の教師まで、アメリカの「イケてるオトコ」は実に幅広い。あなたなら、誰を選ぶ?私なら…?ふっふっふ、ジョージ様は独身よ!年収10ミリオン以上!

 ジェームズ・キャメロン再婚
 ジェームズ・キャメロン(45)が、6月4日、マリブで結婚式を挙げた。お相手は、スージー・エイミス(38)女優。「タイタニック」でヒロイン、ローズの孫を演じていた彼女だ。「ターミネーター3」製作が持ち上がっている時だけに、新妻をキャスティングするか注目。

 コメディに生きた男ウォルター・マッソー 享年79歳
 ジャック・レモンらとの共演で、観客を笑いの渦に巻き込んだ俳優ウォルター・マッソー(「恋人よ帰れ!わが胸に」でアカデミー賞助演男優賞受賞)が、7月1日(土)午前1時42分、サンタモニカ市内の病院で亡くなった。死因は心臓麻痺。本名WalterMatuchanskayaskyの彼は、1920年10月1日、ニューヨークのローワー・イーストサイドの貧しいロシア系ユダヤ人の移民の子として生まれた。8歳になる頃には、俳優か脚本家として生きていくことを決め、11歳で劇場の飲み物売りとして働き始め、間もなくコメディー・ミュージカルの小さい役を得る。第2次世界大戦では飛行機の爆撃手としてヨーロッパ戦線に赴き、6コンバット・スターを獲得している。ニューヨークに戻り、コロンビア大学でジャーナリズムを専攻しながら演劇学校へ通い、28歳でブロードウェイの舞台に立つ。その後、舞台、テレビ、映画で半世紀以上活躍したのは周知の通り。最新作は、メグ・ライアン、ダイアン・キートンと共演の「HangingUp」。


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