TEXT BY はせがわいずみ(FEATURE PRESS)

『氷の微笑2』
 シャロン・ストーンがセクシー女優としてハリウッドに君臨するきっかけとなった「氷の微笑」は、ノーパンで足を組むシーンや、激しいセックス・シーンで日本でも話題を呼んだ。そのセンショーショナルさゆえか、続編が作られることになった。他の出演陣と同じく続編には出ないといっていたシャロン・ストーンだが、デミ・ムーアにオファーが行っていると聞き、あっさり契約書にサインしたそうだ。最近はママ業で忙しい彼女は、ハリウッドのセクシー・バトルにはまだまだ現役だ。

『インディー・ジョーンズ4』
 主役がどんどん年をとってしまい、次作を期待されるももはや不可能ではと噂されたこのシリーズ。ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグのコンビもお互い『スター・ウォーズ』新シリーズや故スタンリー・キューブリックの遺稿とも言える『AI』で忙しく、夢の共作とまでなっていたが、『シックス・センス』のM・ナイト・シャマランの登場でにわかに活気づいてきた。脚本をシャマランに依頼し、もうすぐ書き上がるとの噂で、今後はハリソン・フォードに話を持っていき、来年以降製作に入るとしている。しかし、ハリソンは2002年で還暦。ムチ振りながの冒険には、ちと年を取りすぎてしまう感があるのは私だけ?じゃ、誰がって、うーん、『スペースボール』でハン・ソロらしき人物を演じたビル・プルマンかなぁ。私的には『ハムナプトラ 失われた都』で活躍のブレンダン・フレイザーがすでにサインをしたという同作の続編と言うことにして、ごちゃまぜになってやってほしいのだけど…。

『ジュラシック・パーク3』
 『ロスト・ワールド』では、『ジュラシック・パーク』の主演コンビが出てこなくて「あれー」と思った人も多いのでは?『ジュラシック・パーク3』では、『ジュラシック・パーク』で主演の科学者を演じたサム・ニールはすでに出演を同意し、ローラ・ダーンはカメオ出演について検討しているそうだ。スピルバーグは監督はやらず、最近のお決まりパターンのエグゼクティブ・プロデューサー(時には名前を貸し出すだけで、何もしないプロデューサー)に収まる。監督は『ジュマンジ』のジョー・ジョンストンが有力候補。
ユニバーサルスタジオの「ジュラシック・パーク・ライド」前のスピルバーグ(中央)
『クロコダイル・ダンディー3』

 懐かしい!と思った人は私と同じ世代。1980年代後半、あのオーストラリア映画が意外にヒットしたんですよね。オーストラリアのイーストウッド、ポール・ホーガンが、素朴なワニ狩人のキャラクターで大都会ニューヨークの人々を驚かし、大いに笑わせてくれた。パート3は、『クロコダイル・ダンディー in L.A.』で、舞台はロサンゼルス。クロコダイル・ダインディーことミック・ダンディーは引退し…と言うストーリーで、主役にはオーストラリア出身のラッセル・クロウの名前が挙がっている。『グラディエーター』で見せた剣さばきにトラもイチコロだったが、ワニ相手にどんな勇ましいシーンを見せてくれるか楽しみだ。


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