TEXT BY はせがわいずみ(FEATURE PRESS)

 トム・クルーズとニコール・キッドマン 話題の2つのプレミア報告


■『The Others』
 8月7日(火)、離婚秒読みのニコール・キッドマンとトム・クルーズが出席して、『The Others』のロサンゼルス・プレミアが行われた。
 数日前に行われたニューヨークでのプレミアにはトムが姿を現さなかったことから、この日も「リストに名前はあるが、トムは来ないのでは」とささやかれた。というのも、同映画の主演の二コールとプロデューサーのトムは、同日深夜12時に離婚が成立するからだった。ふたを開けてみると……。

 開演約30分前の7時すぎ、二コールがオーストラリアの女優友達2人を連れて到着。沿道のファンにサインをしに行くなど、珍しくファンサービスをした二コールだったが、カメラマンには一切視線を合わせず、常に横向きで(わざとらしく後方や前方の人と会話をしながら)レッドカーペットを歩いた。また、TVレポーターから離婚についてのコメントを求められると「これは映画のプレミアなので、そういう質問には答えない」と冷たく言い放ち、そのレポーターの前を過ぎ去った。

 7時20分頃、トム到着。いつものように10分近くファンサービスをした後、ゆっくりとカメラマンの前を歩く。エスコートしている女性がペネロペ似だったことから、端で待機するカメラマンが「ペネロペ?」「ペネロペ?」とささやき合っていたが、その女性はトムの製作パートナー、ポーラ・ワグナーだった。いつものようにそれぞれのカメラに3回は目線を合わせたトムは、普段通りのさわやかな笑顔だった。
 ニコールのTV取材が終わる頃、トムがTV取材のエリアに入る。まるで見計らったかのようなこのタイミングには驚かされた。やはり「離婚」について話が及んだトムへのインタビューだったが、「人生いろいろあるので、そっとしておいてほしい」と冷静に答えたのがトムらしかった。話題の2人は、公の場では決して2ショットにもならずニアミスを見事くぐりぬけた。

 このほか同プレミアにはパトリック・スウェイジ、ナスターシャ・キンスキー、スカーレット・ヨハンセン、クエンティン・タランティーノ、ランディ・クエイドなどが出席した。
絶対目線をくれなかった二コール 映画製作はご無沙汰のQ・タランティーノ トムとポーラ


■『コレリ大尉のマンドリン』
 トムがペネロペと腕を組んで、公式にマスコミの前に姿を現した話題のプレミアは、8月13日(月)、アカデミー賞事務局内の劇場で行われた。

 撮影中は共演のニコラス・ケイジ(以下ニック兄)ともウワサになったペネロペ・クルス。ハリウッドスター・キラーの彼女は、世界の恋人トム・クルーズを手に入れてさっそうとレッドカーペットを歩いた。ゲストとして呼ばれたジュリエット・ルイスの後には、ペネロペの父親役を好演したジョン・ハート、そして、ドイツ軍人を演じたデビッド・モリッシー、監督のジョン・マッデンが順に姿を現した。

 リムジンのドアが開いて大騒ぎになったのはその直後。ペネロペがなんとトムと現れたからだ。
ベタベタという雰囲気ではない2人は手をつなぐよりも、トムがペネロペの腰に手を回すというかなりライトな密着度。カメラマンの前を2人で歩き、目線をやはり3回以上は合わせるトムに倣ってかペネロペも丁寧に応対した。TVクルーのエリアになると、トムは「向こうで待ってる」と言ってキスするかと思いきや、ただほっぺたを合わせただけで消えた。TV取材陣からトムとの関係を突っ込まれても、極力映画の話に持っていこうと英語を駆使するペネロペ。そのプロ根性と、したたかな女ぶりはなぜか好感が持てた。
 離婚後ブルーで「仕事に燃えて忘れてやるー!」と言っていたニック兄は、新恋人のリサ・マリー・プレスリーと手をつないで登場。プレスリーの娘でマイケル・ジャクソンの元妻のリサ。生で見るとちょっとパトリシア(・アークエット。ニック兄の前妻)に似ていたのが気になったが、ニック兄のゴキゲンぶりに目をつぶろう。TVの取材陣にも(珍しく?!)丁寧に応対していた。
トムとペネロペ 鼻の下伸びてる(?)ニック兄と、恋人のリサ


文&写真:シネマ・ナビゲーターはせがわいずみ(フィーチャープレス)
Text & Photo by Cinema Navigator Izumi Hasegawa


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