TEXT BY 尾崎佳加

 セレブは動物がお好き?トリ・スペリングがチャリティーファッションショーに参加

 トレンドというより、もはやセレブとしての義務のようになってきた動物救援活動。今月6日に開催されたイベント「PAWS FOR THE PLANET(パウズ・フォー・ザ・プラネット)」でも、環境問題や恵まれない動物の救済活動に熱心なセレブが大集合した。
 『The Murder of Donovan Slain(04)』、『Playing for Change(03)』で知られるプロデューサー、ホイットニー・クロエンキーが、マリブにある邸宅を開放して行ったこのイベント。「ビバヒル」シリーズの永遠のアイドル、トリ・スペリングや、『Sex and the City』の脚本家によるABC局の人気ドラマ『Less Than Perfect』に出演中のサラ・ルー、マイケル・マロニーなどがボランティアに駆けつけた。穏やかな海を眺めながら、ファッションショーや希少なコレクティブグッズのオークションが開催され、参加費とともに集められた寄付金は50,000ドル。収益の全てはパグ愛護団体Little Angels Pug Rescue(リトル・エンジェルズ・パグ・レスキュー)環境保護団体Ecolutions(エコリューション)に寄付されるという。
 ペットの中でも犬はダントツの人気だが、パグというマイナーな犬の愛護団体があるなんてびっくりである。この日メインイベントとして行われたファッションショーもやはりパグが主役。『リーガリー・ブロンド』でリース・ウィザースプーンと共演を果たしたチワワのコスチュームデザイナーとして一躍有名になった「Fifi & Romeo」のショーで、トリ・スペリングが愛犬ミミちゃんとおそろいのアウトフィットでランウェイを歩いた。
 トリのミミちゃんやパリス・ヒルトンの愛犬ティンカーベル(チワワ)のように、小型犬がハリウッドのブームとなる一方で、恵まれない雑種犬たちをドッグシェルターからもらい受けて育てるセレブも意外に多い。ジュード・ローは恋人シエナ・ミラーのためにシェルターから子犬を2匹もらいうけ、ジェイク・ギレンホールも新たに家族となった雑種犬と仲良く散歩する姿が目撃されている。オーランド・ブルームなんかは恋人ケイト・ボスワースと共にモロッコで滞在中に捨て犬を拾い、ロスまで持ち帰ってしまったという。主演のスケジュールに押されて愛犬を散歩させる暇はあるのかなどと下世話な心配をしてしまう私だが、ちゃんとセレブの飼い犬を専門に扱うドッグウォーカーがいるのだとか。(なんでも年収15万ドルくらい稼ぐらしい。)
愛犬ミミを抱いてファッションショーのモデルを務めたトリ・スペリング 

写真提供:London Misher Public Relations
 セレブの動物救援活動熱は捨て犬救済にとどまらない。パメラ・アンダーソン、ナオミ・キャンベルは毛皮もレザーも絶対着ないと公言しているし、ドリュー・バリモアはヴェガン(ベジタリアンの中でも徹底した菜食主義者)として知られている。先月は、ポール・マッカートニーやマーティン・シーン、クリッシー・ハインド、キム・ベイシンガーの嘆願を受けてシュワ知事がフォアグラ禁止法案の可決に署名したばかり。チューブで無理やり食事を大量に摂取させ、肝臓を肥大化させる飼育が残酷なのだという。キム・ベイシンガーの愛護熱は特に過激で、前夫アレック・ボールドウィンからもらった婚約指輪を競売で売り飛ばして動物愛護団体に寄付してしまったというからすごい。
 地位も名誉も手に入れたセレブたちだからこそ、他人の不幸を気遣うことができるのかもしれない。セレブの慈善活動ブームは今後も長く続きそうな予感だ。

■Paws for the Planet(パウズ・フォー・ザ・プラネット) はコチラ
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