TEXT BY はせがわいずみ(FEATURE PRESS)

 プレミア誌が選ぶ『偉大な映画俳優50人』

先月、米プレミア誌が特別号の中で発表した『The 50 Greatest Movie Stars of All Time』。ハリウッド創世期から現在までに活躍した全ての俳優たちの中から、特に優れた50人を選定するという特集ランキングだ。今回はその全50人を勝手な感想とともに一挙公開してみよう!


■50位~35位
50.ブラッド・ピット:離婚騒動でパパラッチからも標的にされている、まさに時の人。
49.ラッセル・クロウ:アルカイダに誘拐されそうになったんですもの、偉大ですよ。
48.ニコール・キッドマン:これでキャンディー女優の汚名返上か?
47.ジョニー・デップ:フランス在住のアメリカ嫌いと噂されるが本当は愛国だそうな。
46.メリル・ストリープ:歳を重ねても美しいストリープ、永遠に美しく…。
45.ジャック・レモン:『ミスタア・ロバーツ』、『お熱いのがお好き』他。
44.ウィル・スミス:グラミー賞、アメリカン・ミュージック・アワード受賞経験も。
43.クリント・イーストウッド:俳優業だけでなく監督としての評価も確立した。
42.ゲイリー・クーパー:死後、活躍が称えられアカデミー名誉賞が授与された。
41.ピーター・セラーズ:『ライフ・イズ・コメディー!~』が公開中。
40.エリザベス・テイラー:今でもマイコーと親密なおともだち?
39.デンゼル・ワシントン:アメリカン・ヒーロー的役柄が多いが悪役にも興味あり。
38.ロバート・デ・ニーロ:ジャンル問わず名演技を見せる大俳優。
37.アル・パチーノ:『ゴッド・ファーザー パートI』では、ホント初々しかった。
36ショーン・コネリー:禿げ上がってもお美しい元祖ジェームス・ボンド。
35ハリソン・フォード:超大作にシリーズ主演したにも関わらずイメージ定着を回避。


■34位~20位
34.リタ・ヘイワース:『ショーンシャンクの空に』といえば思い出す人も多い?
33.シャーリー・テンプル:戦前の愛くるしい天才子役。
32.ジェーン・フォンダ:ベトナム戦争時は反戦運動の闘士だったことも。
31.スティーブ・マックイーン:下積み時代はボディーガードとして生計を立てていた。
30.ジェームス・ディーン:24歳の若さでこの世を去った、永遠の青春スター。
29.ウォーレン・ベイティ:『俺たちに明日はない』他。
28.トム・ハンクス:もっとも影響力のある著名人として名高い。
27.グレゴリー・ペック:記者サーン、私もそのべスパに乗せてー。
26.エロール・フリン:『海賊ブラッド』、『ロビンフッドの冒険』他。
25.ベティ・デイヴィス:『風と共に去りぬ』のスカーレット役の候補だった過去も。
24.ドリス・デイ:『知りすぎていた男』で歌った「ケ・セラ・セラ」は超有名。
23.フレッド・アステア:生涯踊り続けたミュージカル映画の第一人者。
22.ジュディー・ガーランド:ハリウッドに全身全霊を捧げた悲劇の女優。
21.クラーク・ゲーブル:『風と共に去りぬ』他。通りの名前にも(連載197)。
20.シドニー・ポワチエ:『野のユリ』で黒人初のアカデミー主演男優賞を受賞。


■19位~1位
19.スペンサー・トレーシー:『少年の町』、『我は海の子』で連続アカデミー賞受賞。
18.ロバート・レッドフォード:サンダンス・フィルム・フェスティバルの創始者。
17.オードリー・ヘップバーン:晩年は献身的な慈善活動が目立っていた永遠の妖精。
16.ジャック・ニコルソン:その発言と行動がスクリーン以外でも注目を浴びる個性派。
15.マーロン・ブランド:当初は『ゴッド・ファーザー』の依頼をつき返したらしい。
14.キャサリン・ヘップバーン:『アビエイター』でケイト・ブランシェットが演じた。
13.ハンフリー・ボガート: 『カサブランカ』他。ボギーも通りの名前に(連載197)。
12.グレース・ケリー:モナコ国王妃となったシンデレラレディー。
11.ジェームス・キャグニー:『汚れた顔の天使』他。
10.ヘンリー・フォンダ:『12人の怒れる男』、『ミスタア・ロバーツ』他。
9.ジェームス・スチュワート:『素晴らしき哉、人生!』他。
8.グレタ・ガルボ:引退後はそのイメージを保つため二度と公共の場に現れなかった。
7.ジュリア・ロバーツ:ハリウッドでもっとも稼ぐ女優の一人。先日無事双子を出産。
6.ポール・ニューマン:『ハスラー』、『明日に向かって撃て』他。
5.イングリッド・バーグマン:生涯を通じて演技に生きた天性の女優。
4.ジョン・ウェイン:彼なしで西部劇は成立しないという強きアメリカの象徴的俳優。
3.トム・クルーズ:“甘いマスク”の代名詞的名優。主演作品は、全作ヒット。
2.マリリン・モンロー:今も多くの女優たちが憧れる永遠のセックス・シンボル。
1.ケイリー・グラント:二枚目だけどさえない、元祖ロマンティックコメディー俳優。
以上、今年のランキングは時を経てなお語り継がれる往年のスターが目立った結果となった。若い世代の人にはなじみのない俳優が多かったが、この結果に「意義あり!」という人のために、プレミア誌オンラインでは読者投票のページを設置。「あなたが選ぶスター50人」として同サイトで発表される。

投票の締め切りは4月14日正午(米国時間)、発表は翌日15日。どんな結果がでるか乞うご期待!

>>「プレミア」あなたが選ぶスター50人投票ページ
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