CATHERINE ZETA JONES
 ゴージャス&セクシー女優キャサリン・ゼタ=ジョーンズの魅力に迫る!
 グラマラスなボディに美しいフェイス、観客を魅了してやまない絶世の美女キャサリン。一児の母となっても依然その輝きを失わないキャサリンの魅力に迫ります!
 1969年、イギリス・ウェールズ生まれ。イギリスのキャンディ工場に勤めていた父ダイと母バットを両親に持つ。兄弟は、キャサリンの製作会社で働いている弟のデーヴィッドとリンドン。“ゼタ”というめずらしい名前は、彼女の祖父の所有する船からとったといわれている。幼い頃から歌やダンスに興味を示していたキャサリンは、10歳から舞台に立つ。早くから女優としての道を歩み始めた彼女は、11歳でミュージカル「アニー」('80)、13歳の時には、ロンドンのウエストエンドの舞台「Bugsy Malone」('82)などに出演し、経験を積んでいく。16歳の時に、同じくウエストエンドのヒット・ミュージカル「フォーティ・セカンド・ストリート」('85)の主役に抜擢される。それから2年に渡って主演を務めた後、H・E・ベイツの小説に基づいた人気TVコメディ・シリーズ『ザ・ダーリング・ハッズ・オブ・メイ』('91)の主役を務める。そのTVシリーズが、大あたり、キャサリンはイギリスのNo.1テレビ女優になる。
 映画デビューは、90年の『シェーラザード/新・千夜一夜物語』。しかし、劇場公開されなかったため、実際は、“007”シリーズで知られるジョン・グレン監督の『コロンブス』('92)がキャサリンの世界デビューとなる。その後、元モンティ・パイソンのE・アイドルが製作・脚本を手掛けた映画『相続王座決定戦』('93)やTVドラマ『帰郷/荒れ地に燃える恋』('94)、サーフィン映画『ブルー・ジュース』('95)などに出演する。そして、97年のTVドキュメンタリー・ドラマ『ザ・タイタニック』に出演した際、キャサリンの演技がスティーブン・スピルバーグ監督の目にとまり、『マスク・オブ・ゾロ』('98)のヒロイン役に抜擢される。主演のアントニオ・バンデラスの相手役を演じ、キャサリンは一気にスターダムへ。翌99年には『スピード』('94)『ツイスター』('96)で知られるヤン・デ・ボン監督のSFXホラー『ホーンティング』に出演、そして、ショーン・コネリー主演・製作のロマンティック・アドベンチャー『エントラップメント』で、コネリーの相手役を務める。大人の色気をふんだんに魅せるキャサリンの演技が評判になり、この映画がきっかけで、彼女はセクシー女優として知られるようになる。日本でも、日本リーバ社のシャンプー“ラックス”のCMでその美貌を披露、一躍有名となる。
 私生活では、98年のフランスの映画祭で俳優のマイケル・ダグラスと知り合い、99年3月から交際を始める。その後、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『トラフィック』('00)への出演を依頼され、ちょうどその時、マイケルとの子を身ごもっていたキャサリンだったが、妊婦姿で出演した。その後、マイケルと結婚し、現在は一児(ディラン君)の母である。


■VIDEO&DVDでチェック!ジュリアの演技力
ハリウッドの華、キャサリンの演技力を作品でチェック!!
 スクリーンに大輪の薔薇を咲かせるキャサリン。彼女の登場で一気にその場が華やかに。圧倒的な存在感を放つキャサリンの演技力を作品でチェック!!


■『トラフィック』(00)
 スティーブン・ソダーバーグ監督による、アメリカの麻薬問題をサスペンスフルに描いた衝撃の社会派群像劇。アメリカとメキシコを結ぶ巨大な麻薬ルート“トラフィック”を巡る3つの群像劇、それらが絡み合いながら展開していくストーリーの向こうに、麻薬汚染の実態が浮かびあがってくる。メキシコ、アメリカ、サンティエゴ、それぞれの都市で麻薬に関わる人々を、ドキュメンタリー・タッチの映像で描く。キャサリンは、サンティエゴの麻薬密売王の妻の役で出演。撮影当時、すでに妊娠していた彼女だったが、ソダーバーグ監督はキャサリンの役を妊婦という設定にかえることに。キャサリンは身重の体で最後まで見事に演じきり、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。

販売元:日本ヘラルド
DVD価格:¥6,000(税抜)orレンタル


■『エントラップメント』('99)
 ショーン・コネリーと初共演した美術品泥棒と保険会社の調査員の華麗なアクション・アドベンチャー。世界最高の美術品泥棒マック(ショーン・コネリー)。レンブラントの絵画盗難事件の犯人だと思われていた。この事件で保険会社は莫大な損害を被ることを恐れ、調査員としてジン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)を派遣する。ジンはマックを罠にはめるため、彼に急接近するが、パートナーを組んで大掛かりな計画を実行するうち、いつしかロマンスの兆しが見えはじめ…。ショーン・コネリーと共に派手なアクションをみせるキャサリン。その抜群のスタイルから放たれる柔軟な身のこなしは、セクシーそのもの。

発売元:20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン
DVD価格:¥2,500(税抜)orレンタル


■『ホーンティング』('99)
 シャーリー・ジャクソンの怪奇小説を『スピード』('94)『ツイスター』('96)のヤン・デ・ボン監督が、当時のCGの技術を駆使して撮ったオカルト・ホラー。"恐怖"をテーマに研究を重ねるマロー教授(リーアム・ニーソン)は、自身の研究の実験台として、呪われた洋館"ヒル・ハウス"に、勝気な美女セオ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)、内気な性格のネル(リリ・テイラー)、お調子者のルーク(オーウェン・ウィルソン)の男女3人を呼び寄せる。しかし、そこは、マロー自身も想像も出来なかった、身も凍る悪魔の館だった…。ホラー映画への出演ははじめてのキャサリン。彼女の美しい顔が、恐怖で歪む姿は、観るものを更なる恐怖へ誘う。

発売元:CIC・ビクタービデオ
VHS価格:\16,000(税抜)orレンタル



■『マスク・オブ・ゾロ』('99)
ジョンストン・マッカリーの小説「ゾロ」をスティーブン・スピルバーグが映画化。アントニオ・バンデラスを主演に、メキシコの英雄ゾロの愛と冒険を描いたアクション・アドベンチャー。20年間の投獄生活を強いられた民衆の英雄ゾロ=ディエゴ(アンソニー・ホプキンス)は、宿敵モンテロ(スチュアート・ウィルソン)を倒すため脱獄する。しかし、モンテロの傍らには美しく成長した愛娘エレナ(キャサリン)がいた。もう若くないディエゴは、モンテロを憎むアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)という青年を2代目ゾロとして育てることに…。ど派手なチャンバラ・シーンが満載の本作で、モンテロに育てられた娘エレナを演じるキャサリンがみせる、見事な剣さばきは必見。

発売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
DVD価格:\3,800(税抜)orレンタル


■『キャサリン・ゼタ=ジョーンズのブルージュース』('95)
 英国コーンウォールを舞台に、青春時代の終わりをいとおしむサーファーたちの姿を描いた人間ドラマ。もうすぐ30歳を迎えるサーファーのJC(ショーン・パートウィー)は、恋人のクロエ(キャサリン)に結婚を迫られ、悩んでいた。そんなサーフィンへの情熱を捨て切れない彼の元に、幼なじみのサーファー仲間がやって来た。そして、危険な場所での命がけの波乗りに誘われたJCだったが…。サーファーの恋人役のキャサリン、その美しい水着をふんだんに披露してくれる。焼けた肌に水しぶきが輝く彼女のナイスショットがいっぱい。まだ有名になる前のキャサリンの初々しい演技が見られるファン垂涎ものの一本。

販売元:ワーナーヴィジョン・ジャパン
DVD価格:¥3,800(税抜)orレンタル


■その他のVIDEO&DVD作品
『シェーラザード/新・千夜一夜物語』 ('90) 『コロンブス』('92)『相続王座決定戦』 ('93)『帰郷/荒れ地に燃える恋』 ('94・TV)『ザ・ファントム』('96) 『女帝キャサリン』 ('97)


■キャサリン・ゼタ=ジョーンズの新作はジュリア・ロバーツと姉妹に!?
すべての女性の“ハート”を掴むラブ・ストーリー!
 キャサリンの最新作は、ジュリア・ロバーツ、ジョン・キューザックと共演の『アメリカン・スウィートハート』。大人気女優である姉の世話係として働く内気な主人公が、真実の愛に目覚め、美しく変身していくというロマンティックなシンデレラ・ストーリー!
 恥ずかしがり屋で地味なキキ(ジュリア・ロバーツ)は、大人気女優の姉グウェン(キャサリン)の付き人。人気と美しさを維持するために必死になっている姉グウェンが、スポットライトを浴びて美しく輝いている間、キキは裏で彼女の世話に明け暮れていた。姉グウェンには、現在別居中の夫エディ・トーマス(ジョン・キューザック)がいた。彼も姉と同じ華やかな世界に生きる売れっ子俳優で、キキにとっては義理の兄にあたる。キキは密かにこのエディに対し恋心を抱いていたが、彼にとってキキは妹同然。叶わぬ恋とは知りながらも、想いは募る一方。しかし、その想いを胸に秘め仕事に打ち込むキキの姿に、やがてエディは真実の愛を見出していく…。
誰もが憧れを抱くビューティフル&ゴージャスなハリウッド、そこに生きる人々の嘘やホントの物語。キャサリンは、いつでも注目される超人気女優の役で出演。ハリウッドのスター女優という点では、現在のキャサリンと全く同じ境遇である。“気位が高く、自己中心的”という、売れっ子女優によくありがちなイメージをストレートに表現するキャサリンの天下無敵のゴーマン女優っぷりは見事である。一方、煌びやかな表舞台とはうらはらに、地味できつい裏舞台で活躍する妹役のジュリア・ロバーツ。キャサリンがジュリアと共演するのは今回初めて、現実のハリウッドで活躍するこのふたりのセレブリティが、正反対の性格を持つ姉妹を演じるという点も注目できよう。監督は世界屈指の敏腕プロデューサーとして知られるジョー・ロス。全米では、すべての女性の“ハート”を掴むラブ・ストーリーとして大ヒットを記録している。
 最新作は他に、天才振付家ボブ・フォッシーによる大ヒットブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『シカゴ』(02)に主演することが決まっている。そして、ミミ・レダー監督によるフランスの魔術師ジーン・ユージン・ロバートの物語『Smoke & Mirrors』(02)。マイケルと共演することになっていたが、制作費の問題等で、現在は撮影延期になっているそう。その他には、コーエン兄弟とジョージ・クルーニーが組んで製作する『Intolerable Cruelty』(03)で、主演もするクルーニーの相手役に選ばれた様子。役柄は、離婚した夫からの慰謝料を、クルーニー扮する敏腕弁護士のせいでダメにされてしまい、彼に復讐をするというもの。クルーニーとのラブ・シーンもあるようで、こちらの完成も待ち遠しい。


■ここもチェック!? キャサリンのあれこれ
作品とコメントに見る、キャサリンの才能とは?
 抜群のスタイルを持つキャサリン。その美貌には、だれもが憧れを抱くであろう。ハリウッドで絶大な人気を誇る大女優だが、実は一児の母でもある。母となった後も、ハリウッドを賑わす人気女優として活躍するキャサリンの魅力をコメントでチェック!
 わずか10歳で初舞台に立っていたキャサリン。歌やダンスに熱中し、いつか大舞台に立つことを夢見ていた少女はいまやハリウッドの大輪の薔薇。彼女がスクリーンに登場すると、一気にその場が華やかになる。母になった後も、その美しい肉体を保ち続けているキャサリンの努力は賞賛に値するといえよう。エキゾチックな印象を与える黒髪に、魅惑的な瞳、幼い頃から鍛え上げられた柔軟で美しい肉体、それらすべてを使って全身で演技するキャサリン。その圧倒的な存在感は、大女優の風格を感じさせる。大俳優マイケル・ダグラスとの結婚で、一時ハリウッドの話題を独占したが、ニューヨークのプラザホテルで行われた大規模な結婚式もまた超ゴージャス。私生活でも大女優っぷりを発揮する彼女は、映画同様、女優の中の女優である。
 99年の『エントラップメント』にショーン・コネリーの相手役を見事射止めたキャサリンだが、そのキャスティングにあたってコネリーは、「観客を惑わせることが出来る女優を探していた。彼女に会ってみてぴったりだと思ったよ」と語る。劇中でコネリーとみせる駆け引きはスリル満点、見事大役を演じきった。あのコネリーに引けを取らない互角の演技をみせる彼女の度胸にも感服である。度胸といえば、2000年の『トラフィック』出演が挙げられるだろう。密かに妊娠をしていることをソダーバーグ監督に告げたキャサリンだったが、その際、自分の役柄を妊婦という設定に変えてみてはどうかと提案したという。役に新たな面を与えることができると喜んだソダーバーグ監督はこのアイデアを採用、出演に至る…というわけだが、撮影時にキャサリンは妊娠5~6ヶ月、もっとも重要な時期に厳しい撮影に臨むのだから辛くないわけがない。ソダーバーグ監督はキャサリンの出演シーンについてこう語る。「特別に気を遣った。でも彼女は、夜間の撮影や走るシーンなども見事にやってのけましたよ」 たとえ妊娠しているからといっても、女優としては変わりはない。そんなキャサリンの女優魂にこれまた感服である。出産後の現在も、女優としてスクリーンを輝かせ続けるキャサリン。彼女の今後の活躍に期待しよう!


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