« 「マディソン郡の橋」 | メイン | 「パンズ・ラビリンス」 »

「ホリデイ」

自分らしさを大切にする女性に夢と希望を与え続けるナンシー・マイヤーズ監督の最新作
恋するベーカリー』が全国大ヒット上映中!

これまでにも大人の女性向け映画を成功に導いてきたマイヤーズ。
今回は彼女の過去の作品の中から、「ホリデイ」をご紹介します!


   ホリデイ

世界中で愛され、観る者を魅了してきたラブ・ロマンスが教えてくれたこと。「恋することで人は変わるけれど、何かを変えることによって人は愛を受け止められるようになる」
ところが、変化を恐れて新しいステップがなかなか踏み出せない時、ドラマチックに背中を押してくれるのが、恋に破れ、使い古しの愛を捨てて旅に出ることだったとしたら…。

きっかけは、条件の合う者同士が休暇中に家も車もそっくり交換する<ホーム・エクスチェンジ>。欧米では、インターネットの普及により急速に浸透しているのだそう。

旅に出たのはキュートでチャーミングなキャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレット。旅先で待っていたのはセクシーでエネルギッシュなジュード・ロウとジャック・ブラック。本作品は、人気も実力も最高のハリウッド4大スターが織りなす大人の恋物語だ。

アマンダはハリウッドの映画予告編製作会社の社長。アイリスはロンドン郊外に住む新聞記者。順調に見える2人の人生だが、実はクリスマス直前だというのにそれぞれ恋に別れを告げていた。
そんな時に見つけた<ホーム・エクスチェンジ>の休暇。成功を絵に描いたようなプール付き豪邸と、まるでおとぎ話のような田園風景のコテージを2週間だけ交換したアマンダとアイリス。そこで2人に訪れたのは予想もしていなかった心のときめき。
アイリスは映画音楽作曲家のマイルズと出逢い、アマンダはアイリスの兄グラハムとハプニング。ところがマイルズは振り回されるだけの恋に悩み、グラハムも何かを隠しているような影がある。やがて刺激的でアバンチュールな恋と、気がついたら手をつないでいたような恋が、雪の舞うロンドン郊外と、太陽の光が降りそそぐビバリーヒルズで同時進行していくのだった…。

本作品の中で、キャメロン・ディアスとジュード・ロウがお気に入りのシーンとしてあげているのは、
グラハムとアマンダが庭園で散歩をしながら戯れ、やがてキスを交わす場面。
監督によれば、「私はクロード・ルルーシュ(「男と女」(1966)など、大人の恋物語を数多く世に贈ったフランス人監督)の大ファンなので、2人のシーンはアドリブで1960年代スタイルのモンタージュ風に撮影した」とのこと。
ロケ地はジョージ王朝様式のカントリー・ハウス。美しい音楽とも相まって、とても印象的なシーンのひとつです。ぜひご注目を。

ここまできて、恋なんてもう昔のことだし、今更ラブストーリーなんて…
と思っている方がいたら、ちょっと考えてみてください。

立春を過ぎたとはいえ、厳しい寒さが続くこの時期。
「早く春が来ないかな」と待ち遠しく思う気持ちって、
恋しい誰かを待つときのワクワク感と似ていると思いませんか?

それに、マイヤーズは本作品の舞台を冬にした理由をこう語っています。
「ラブストーリーの設定は寒くなければならないのです。
なぜなら、温かさを見せてくれるのは恋人たちだから」

そう、やっぱり冬は、誰にでもラブストーリーがお似合いなのです!

本作品も、そしてマイヤーズ監督の最新作『恋するベーカリー』も
主人公たちの恋する気持ちが、心をほっこり温めてくれるはず。

どちらでもお好きなほうから、お楽しみください!

恋するベーカリーの公式サイトはこちらから↓
【恋するベーカリー 公式サイト】

TOHOシネマズ 日劇ほか全国大ヒット上映中!
※本作はR15+指定です

2010年02月16日 14:46

この記事へのトラックバックURL:
http://blog.eigafan.com/cgi-bin/mt-tb.cgi/1800

 
東宝東和株式会社