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ハリウッド出演料ベストテン入りした女優たち

不況の風が吹きすさぶ米国、聞こえてくるのは景気の悪い話ばかりだが、ハリウッドはどうやら例外らしい。今年のボックスオフィスの売り上げは過去最高、映画産業だけは不景気もどこ吹く風、である。

さらに、今月発表されたハリウッド女優のギャラランキングを見ると、皆さん懐があったかいどころか、過熱して火傷しそうな人ばかり。

今回は、ハリウッド出演料ベストテン入りした女優たちをご紹介しよう。
あまりの桁違いに気を失わないよう深呼吸してからご覧下さい。

10位 エイミー・アダムス
ジュリー&ジュリアでメリル・ストリープと競演したエイミー・アダムス、500万ドル(約4億5千万円)で10位に登場。名バイプレイヤーだった彼女もトップテン女優に仲間入り。

9位 サンドラ・ブロック
今年多くのヒット作に出演したサンドラ・ブロックだが、とりあえず2009年は500万ドル(約4億5千万円)でエイミー・アダムスとほぼタイ。

8位 メリル・ストリープ

2010年2/19(金)より公開『恋するベーカリー』にも出演!
(C) 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
映画史に残る大女優、このランキングの中では一番年上だが、500万ドル(約4億5千万円)で出演を受けてくれる“お買い得女優”なのだそうで。もっともこのベテラン女優、台本の良し悪しを重視していて、単純に金では動かないそうだ。良い台本なら少々安い出演料でも出るし、良くなければいくら金を積まれても動かない。さすがである。



7位 ケイト・ハドソン
ブライダル・ウォーズでアン・ハサウェイと競演したケイト・ハドソン。堂々の700万(約6億円)ドル。

6位 ジェニファー・アニストン
フレンズのジェニファー・アニストンが800万ドル(7億円)で6位。オーウェン・ウイルソンと競演したワンコ映画“Marley&Me”がそこそこヒットでベスト10入り。

5位 リース・ウィザースプーン
今やアメリカを代表するコメディエンヌとなったリース・ウィザースプーン。ロマンスコメディー“Four Christmases”のボックスオフィス1位でその実力を不動のものにした。この映画、なぜに日本未公開なんでしょう?結構面白いのに謎である。

4位 キャメロン・ディアズ
キャメロン・ディアズはボイスオーバーした“シュレック”の大ヒットのおかげで1000万ドル(9億円)。

3位 キャサリン・ハイグル
“幸せになるための27のドレス”がヒットしたキャサリン・ハイグル、1200万ドル(約11億円)で急上昇。来年もこの勢いを維持できるか?

2位 ジュリア・ロバーツ
“デュプリシティ”で1500万ドル(約13億円)のギャラを手にした大物女優、ジュリア・ロバーツ堂々の2位。

さて注目のトップ、ハリウッドで一番稼ぐ女優ですが‥

1位 アンジェリーナ・ジョリー
4000万ドル(36億円)でダントツ。彼女のギャラの相場は大体2000万ドル(約18億円)プラス収益のパーセンテージなのだそうだ。これまた“カンフーパンダ”のボイスオーバーが大ヒットしたのが大きい。最近は映画出演よりもボイスオーバーの方が儲かるようで。ダンナのブラピとともに稼ぎまくるアンジーだが、4000万ドルというと、まあまあのハリウッド映画の制作費である。要するに、普通なら出演者及び数百人のスタッフで分け合う金額を一人でドーンと持っていくわけで、まさにアンジー丸儲け?

こうして見ると、ハリウッドって儲かるのね、の一言である。ところで、今月発表されたこのランキングは主に2008年の興行収入が元になっている。つまり、2009年のランキングは今年のボックスオフィスの成績によって大幅に入れ替わるわけで、今年稼いだあの人も、映画がこければイキナリ立場も弱くなり、プロデューサーに“チミ去年映画こけたでしょー、そんな大金貰えるとおもってんのー?”と言われてしまうのだ。あくまで気が抜けないのがハリウッドなのである。

TEXT BY 才野仁

2009年12月10日 12:40

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