« ブルー旋風!「スマーフ」が大ヒットを記録 | メイン | 夏のハリウッドを満喫するならココ!屋外音楽堂Hollywood Bowl »

ティーン羨望のカップルも来場!第13回ティーン・チョイス・アワード

8月最初の日曜日、ユニバーサルスタジオ・ハリウッドのギブソン・アンフィシアターにて行なわれた「TCA」ことティーン・チョイス・アワード。夏休み真っ盛り、この季節の風物詩となっている恒例イベントは、本年度も満員御礼の大盛況となりました。

matthew_field.jpg
  2001年よりTCAの会場になっているギブソン・アンフィシアター。
  Photo by Matthew Field

ハリウッド北部のスタジオ・シティに位置するギブソン・アンフィシアターは、ここ10年来TCAの開催地となっています。会場に敷き詰められたレッドならぬ「ブルーカーペット」には、時代を代表するセレブリティ達がズラリと勢揃いしています。そんな彼らを一目でも見ようと、炎天下に集まったティーンエイジャー達の目前に、今日の注目度ナンバーワン・カップルであるジャスティン・ビーバー&セレーナ・ゴメス、レオナルド・ディカプリオとの交際が噂されているブレイク・ライヴリー、かつてはWテイラー・カップルとして話題を集めたテイラー・ロートナー&テイラー・スウィフトといった、旬な若手スターらが立て続けに登場。その一方、愛娘の手を引いて現れたマーク・ウォルバーグを筆頭に、キャメロン・ディアス、アシュトン・カッチャー、ブラック・アイド・ピーズ、タイラ・バンクスなど、どう考えても「オトナ」にカテゴライズされてしまうであろう御一行様も、若いファン達の黄色い声援に迎えられていました。

WSMM%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3.jpg
  ティーンにも大人気!「ワイルド・スピード MEGA MAX」

ティーンエイジャー達によるインターネット投票を通して、映画/テレビ/音楽/スポーツ界で活躍する著名人が選出されるTeen Choice Awards。 本年度のTCAでは、人気TVシリーズ「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則 (CBS/邦題)」に出演するケイリー・クオコが司会に抜擢されています。近年のヴァンパイア・ブームにのって、今年はTVドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ (CW)」が5部門を制覇。また、その一大ブームの立役者とされる映画「トワイライト」シリーズも、主演のロバート・パティンソン&テイラー・ロートナーのコンビによるイケメンジャンルの総ナメはもちろんのこと、2011年11月11日「ゾロ目」のワールドプレミアが待たれる超大作「インモータルズ -神々の戦い-」に出演するケラン・ラッツらとともに、トロフィー代わりのTCA名物サーフボードをごっそりと持ち帰っています。そして世界的な大ヒットを記録、日本では10月1日公開を予定している「ワイルド・スピード MEGA MAX」も、ティーンエイジャーのハートを鷲掴みに。並み居るブロック・バスター作品を抑え、チョイス・ムービー・アクション賞を獲得しました。その他、いよいよシリーズ最終章を迎えた「ハリー・ポッターと死の秘法 Part 2」は、合計7部門を独占。また、女子なら誰もが羨む彼氏?ビーバーを終始お隣りに携えていたセレーナ・ゴメスは5冠、そんな彼女のBFF (=大親友 “Best Friend Forever”の略)であるテイラー・スウィフトは、合計6枚のサーフボードを集める結果となっています。

FOX局にて、日曜日のプライムタイム=いわゆるゴールデンタイム枠に放映されたティーン・チョイス・アワード 2011は、およそ310万人が視聴。18歳から49歳の年齢別視聴数は昨年比26%ものダウンを見せながらも、若年層による高視聴率でランキング上位に食い込んでいます。夏バテ気味なオトナ達を尻目に、流行りにとっても敏感なティーンエイジャー達。彼らの次なるムーブメントに要注目です。


TEXT BY アベマリコ

2011年08月11日 22:25

この記事へのトラックバックURL:
http://blog.eigafan.com/cgi-bin/mt-tb.cgi/2740

 
東宝東和株式会社