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『インモータルズ -神々の戦い-』~圧倒的な映像美&壮大な世界観を支える石岡瑛子の衣装~

プロダクションノートをご紹介するこのコーナー、今回は11/11(金)公開の『インモータルズ -神々の戦い-』から。

本作の見どころのひとつである、イマジネーションの申し子ターセム・シンが創り上げたゴージャスな映像美と、『ザ・セル』『落下の王国』に続いて、ターセム・シン監督作品の衣装デザインを手がけた日本人ビジュアル・アーティストの石岡瑛子の衣装について、ご紹介します!。

■PRODUCTION DESIGN
250-design1.jpg本作の鮮やかで際立った冒険譚を創造するため、目を見張る視覚イメージを、大胆なアクションシーンと、力強いストーリーに結びつけました。監督がもっともインスピレーションを受けたのは、バロック時代の革命的なイタリア人画家カラヴァッジオ。光と闇を交錯させる技法を駆使し、キャンバス上に奥行きのある三次元世界を産み出した先駆者です。
ターセム・シン監督は撮影監督ブレンダン・ガルヴィンと一緒にドラマチックな照明と溢れる色彩を駆使し、息を呑むような官能的な画面を創り出しました。まさにそれはルネッサンス随一の個性的な芸術家が描いた驚異的な絵画を彷彿とさせます。「これこそ神の御手になる照明だ。あらゆるものに焦点が合って、すべてが発光している。この世でない世界から光が降り注いでくるようだ」とターセム・シン監督は絶賛しています。


■ART
250-design2.jpgこの映画の万華鏡のような多様な文化的表現は、古代ギリシャやローマだけでなく、チベット、ムーア、南アジア、アメリカインディアンの歴史や民間伝承の視覚的影響を受けています。伝説的な大波チョープーのような驚くべき自然現象、ボリビアの死の道などの人工的な驚異は、本作の夢の世界のようなセットや、荘厳な景観のインスピレーションとなりました。この映画のテーマである野望、欲望、復讐、混沌、狂気、勇壮を見事に視覚化した風景です。


■COSTUME
250-design3.jpg「石岡瑛子のような才能を雇って、たとえば『古典ギリシャの衣装でいこう』なんて、彼女の両手を縛るのは百害あって一利なしだ」とターセム・シン監督は言う。「それに『枠にとらわれずに』と言うのも的外れ。だって枠なんてないんだから。彼女はまったく異世界の住人だよ」

ハイぺリオンとその野蛮な軍隊のため、石岡瑛子は悪魔的な仮面をかぶせ、恐ろしく醜い顔を強調し、戦場で敵軍を脅かすために使わせました。一方でオリンポスの神々には、金色に輝く甲冑を身につけさせた。そして美しく繊細な巫女パイドラのためには、軽やかな真紅のシフォンドレスをまとわせ、若き乙女の強靱さと脆さを表現しています。
「瑛子の衣装は、映画を英雄的な王国へと昇らせるために欠かせないものだったわ」とパイドラ役のフリーダ・ピント。「自分のドレスを纏うと、それがしっとり素肌に馴染んで、すごく自信が湧いてきた。女性の官能性についての彼女の表現はとても素敵だわ」


なまめかしいほど美しく、艶やかで刺激的。これまでどんな映画も成し得なかった贅沢なギリシャ神話の映像体験を、ぜひご堪能ください!


【インモータルズ -神々の戦い- 公式サイト】

全国大ヒット上映中!

(C)2010 War of the Gods, LLC. All Rights Reserved.

2011年11月15日 15:28

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