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『バトルシップ』~短いながらも歴史的な「航海」~

プロダクションノートをご紹介するこのコーナー、
今回は4/13(金)公開の『バトルシップ』から。

海上での撮影が主であった『バトルシップ』。
この撮影で本作のスタッフたちは奇跡的な体験をする事になりました。


短いながらも歴史的な「航海」

本作でめざましい活躍を見せる戦艦ミズーリは、“マイティ・モー”の愛称で親しまれているアイオワ級の戦艦。1944年1月29日に進水し、1944年6月11日に就役。第二次世界大戦では日本軍と数々の激戦を繰り広げ、終戦の際には日本の降伏調印式場になった。退役は湾岸戦争後の1992年。1998年にはハワイにある戦艦ミズーリ保存協会に寄贈され、現在も浮かぶ博物館として観光客の人気を集めている。

このミズーリは、2010年9月、2週間にわたって撮影隊のメインのロケ地になったが、さらにその8カ月前の1月8日、撮影隊は、メンテナンスと補強工事を終えて乾ドックから戻ってきたばかりのミズーリが航行する姿を、非公式にカメラにおさめるチャンスに恵まれた。タグボートに曳かれたミズーリは、パールハーバーを出て、ワイキキ・ビーチの沖約2マイルを沿岸航行した。その短いながらも歴史的な「航海」について、戦艦ミズーリ保存協会のキース・デメッロはこう語る。「場所的にも時期的にも最高のタイミンでした。撮影のためロケハンをしていたピーター・バーグ氏が、この17年間なかったミズーリの乾ドック入りという時期にたまたまいらしたのですから。ミズーリが仮にも“航行する”なんてめったにないことです」

  このミズーリの航海は、当日の乗組員たちのおかげでさらに感動的なものになった。プロデューサーのサラ・オーブリーは語る。「あの日、船に乗ったのは、実際にミズーリで戦った経験のある人たち、あの船で働いていた人たち、修復に携わった人たち、そして、長年かけて今の栄えある船体にまで持ってきた人たちでした。彼らの喜びようは言葉では言い表せないほどです。“マイティ・モー”が再び洋上を走る姿を見られるとは夢にも思っていなかったのですから。私たちもその現場にいられて、すごく幸運でした」

“マイティ・モー”の歴史的瞬間に立ち会った『バトルシップ』。
ぜひこの戦艦ミズーリの迫力を映画館で体感してください!


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4/13(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー

(C) 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

2012年04月02日 19:45

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