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「ザ・ブルース・ブラザーズ」

今週は「気持ちが弾むような音楽」をお探しの方にピッタリのサウンドトラックをお届けしましょう。オリジナル公開から25年経った現在も大人気のキャラクター、ジェイク&エルウッドの『ザ・ブルース・ブラザーズ』(80)です☆

■About MOVIE
ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドが出演していたコメディ番組「サタデーナイトライブ」で誕生したキャラクター、ブルース・ブラザーズをジョン・ランディス監督により映画化した大ヒット作品。ジェイクとエルウッドの2人がリズム&ブルースのバンドを結成しコンサートの収益金で育った孤児院の危機を救おうと奮闘。あちらこちらで騒動を巻き起こす。キャストはほかにキャリー・フィッシャー、ジェームス・ブラウン、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、キャブ・キャロウェイら。1980年アメリカ映画。

■About SOUNDTRACK

ザ・ブルース・ブラザーズ
歌って踊れるブルース・ブラザーズがサントラでも大爆発。ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドはコメディアンや俳優としてだけでなく、歌手としても最高のエンターテイナーであることを証明したのがこのサントラ・アルバムです。オープニングのオリジナル曲「シー・コート・ザ・ケティ」、アップテンポの「ギミ・サム・ラヴィン」(スペンサー・デイヴィス・グループのカバー)と「エヴリバディ・ニード・サムバディ」(ソロモン・バークのカバー)、カントリーの「ローハイド」(古典的西部劇の主題歌)、モダン・ブルース「スウィート・ホーム・シカゴ」(B.B.キングのカバー)、エンディングのR&R「監獄ロック」(エルヴィス・プレスリーのカバー)の6曲が収録されていますが、広いジャンルのルーツ・ミュージックをブルース・ブラザーズ流に昇華し、バックのバンドと共にまるでオリジナル楽曲のように聴かせます。そして、劇中でユニークなキャラクターとして登場するR&B、ソウル界の大御所の歌が、サントラにグッと厚みを与えています。レイ・チャールズとブルース・ブラザーズが共演を果たした「シェイク・ユア・テイルフェザー」、ジェイムス・ブラウンによる「オールド・ランドマーク」、アレサ・フランクリンが持ち歌を映画のためにリメイクした「シンク」、キャブ・キャロウェイの「ミニ・ザ・ムーチャー」など、アメリカン・ミュージックの縮図といった趣です。最後にブルース・ブラザーズ・バンドの正体は、ブッカー・T&ザ・MGズで、60年代にオーティス・レディングやサム&デイヴらのバックを支え、バンド自身も数多くのヒット曲を持つメンフィスの大物。このゴキゲン極まりないサントラは、音楽の実力者たちが作り上げていたのです。



発売元:ワーナーミュージックジャパン
CD価格:1785円(税込)
発売中

2006年06月09日 16:34

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