« 『エリザベス:ゴールデン・エイジ』 | メイン | 『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』 »

『つぐない』

本年度アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞で作曲賞受賞!

美しい旋律とともに描き出す愛とつぐないの大河ロマン。
ゴールデン・グローブ賞では作品賞、作曲賞の2部門を受賞、アカデミー賞には7部門でノミネート!
ブッカー賞作家イアン・マキューアンのベストセラーを完全映画化。
今回の「絶対に聴きたいこのサントラ!」はこの『つぐない』のサウンドトラックをご紹介します。

■About MOVIE
1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。
政府官僚の長女に生まれたセシーリアと使用人の息子・ロビーの愛は、妹・ブライオニーのついた哀しい嘘によって引き裂かれることに。自分の犯した罪の重さを思い知らされるブライオニー。三人の運命は、無情な時代の流れの中に呑み込まれ…。
タイプライターが奏でる切なくも美しい旋律に心が奪われます。

監督:ジョー・ライト 主演:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ
音楽:ダリオ・マリアネッリ  featuring: ジャン=イヴ・ティボーデ

【つぐない公式サイト】

■About SOUNDTRACK
映画『つぐない』オリジナル・サウンドトラック

<収録曲>

1. ブライオニー
2. ロビーとセシーリア
3. 噴水の前のふたり
4. シー・ユー・アンド・ティー
5. 噂の証言
6. 引き裂かれた恋人たち
7. ラヴ・レター
8. 瀕死の兵士たち
9. レスキュー・ミー
10. エレジー・フォー・ダンケルク
11. 戻ってきて、私のところへ
12. 結末
13. 海辺のコテージ
14. つぐない
15. 月の光(ドビュッシー)

本作で音楽を担当したダリオ・マリアネッリは、以下のように語っています。
「完璧な映画というものにときどき出逢うことがあります。私にとって、『つぐない』はそのような映画です。登場人物があまりに生き生きとして現実的なので、作曲の仕事が終わって、この人たちにさよならしなければならなくなって、残念に思いました。ブライオニーはときどき誤った状況に陥ってしまう娘です。空想にふけりがちで、心の中で物語を作り上げてしまって、現実のすべてをフィクションに、おそらくは文学作品に変えてしまうのです。ロビーとシー(セシーリア)には、彼女の破壊的な空想力を前にして、いったいどんなチャンスがあるのでしょうか。虚構と現実、戦争、愛、希望と破壊――この美しい悲劇的物語では、こうしたものすべてが、ちょうどクラシックの交響曲のテーマのように、ぶつかり合い影響し合っているのです。実際、ストーリーそのものがとても音楽的なので、音楽はどうしても必要なときだけ現れて、この悲しい物語を語る他のさまざまな声に加わることになったのでした。」

発売元:ユニバーサル ミュージック クラシック
【ユニバーサル ミュージック内詳細ページ】

CD:UCCS-1119
CD価格: 2,500円(税込)
2008年3月19日発売
  

2008年03月17日 17:06

この記事へのトラックバックURL:
http://blog.eigafan.com/cgi-bin/mt-tb.cgi/990

 
東宝東和株式会社