« リン・チーリン&ヴィッキー・チャオ/chiling Lin&Zhao Wei | メイン | ジュリア・ロバーツ/Julia Roberts »

クライヴ・オーウェン/Clive Owen

気鋭の監督、演技派キャストのアンサンブルで本格的なクライム・エンターテインメント
『デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~』が、5/1(金)より公開となります。

本作で元MI6で口達者なスパイのレイを演じているのは、
『インサイド・マン』で緊迫感のある犯人役を演じた、クライヴ・オーウェン。
彼が本作に出演することになった意外な理由と、
素晴らしいキャスト・スタッフを仕事を共にすることになった
喜びを語ってくれました。

 1964年、イギリス・コヴェントリー生まれ。英国王立演劇アカデミーで演技を学び、劇団に所属しながら多くの舞台を経験。映画デビュー作はビーバン・キドロン監督の青春映画『ブルーム』(88)ですが、しばらく舞台とTVでの仕事が中心となり、映画界での活躍が本格化したのは1990年代後半頃から。ブロードウェイの舞台劇に基づく戦争ドラマ『ベント 堕ちた饗宴』(97)、マイク・ホッジス監督と組んだフィルムノワール『ルール・オブ・デス/カジノの死角』(97・未)で好評を博しました。

 『ボーン・アイデンティティー』(02)で主人公ボーンを襲う暗殺者のひとりを演じてハリウッドにも活躍の場を広げ、アンジェリーナ・ジョリー共演の『すべては愛のために』(03)、ジュリア・ロバーツと初共演した『クローサー』(04)、ジェリー・ブラッカイマー製作による歴史大作『キング・アーサー』(04)、M・ホッジス監督と再び組んだ『ブラザー・ハート』(04・未)などで着実に知名度をアップ。
スタイリッシュなクライム・アクション『シン・シティ』(05)では3話構成の第2話で主役を務め、スパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン共演のサスペンス映画『インサイド・マン』(06)では頭脳派の犯罪者を、近未来SF『トゥモロー・ワールド』(06)では人類の危機に立ち向かう男を演じた。また、さすらいのガンマンに扮した『シューテム・アップ』(07)ではコミカルな魅力を披露し、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』(07)では女王を魅了する航海士役をこなしました。

 ハードボイルドかつワイルドな魅力を放ちながら、人間ドラマ、ロマンス、アクション、コメディと多彩なジャンルに挑戦。今や母国イギリスのみならず、ハリウッドでも引っ張りだこのトップスター。そのほかの出演作には『グリーンフィンガーズ』(00)、『ゴスフォード・パーク』(01)、『すべてはその朝始まった』(05・未)、『ピンクパンサー』(06)などがあり、トム・ティクヴァ監督との近作『ザ・バンク 堕ちた巨像』(09)では銀行の闇ビジネスを追うインターポール捜査官を好演しました。

 
出演のきっかけはあの大スターによる紹介!

 今期の『ザ・バンク -堕ちた巨像-』から、『インサイド・マン』や『ボーン・アイデンティティー』といったミステリーまで、クライヴの代表作の何本かは、サスペンスと犯罪がテーマでした。彼が『デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~』に出演するきっかけは、ジュリア・ロバーツが共演した別の主演俳優の一人、ジョージ・クルーニーの友情のおかげ。ジョージはクライヴを、彼が主演した『フィクサー』の監督に紹介し、レイ・コヴァル役に推薦したのです。ギルロイによれば、「たしかに、『ボーン・アイデンティティー』でクライヴに脚本は書いたけど、まだ会ったことはなかったんだ。それまでに彼の出演作を見ていて、素晴らしい俳優だと思っていた。ジョージが紹介した時、すぐにこの映画は彼で行くと決めた」

クライヴは脚本を読んだ後、何とかしてこの映画に出たいと思いました。
「脚本の最後のページを読み終え、電話をひっつかむと、エージェントに電話して『これだ。この脚本だ』って言ったんだ。心底から、非常に強烈で直感的な反応を感じたんだ。素晴らしい脚本だと思ったから、出演したくて堪らなかった」

また一緒にジュリアと共演するというのも、クライヴにとって逆らいがたい誘惑であり、このストーリーを構想した本人が監督するというのも魅力でした。「この映画に出る大きな魅力のひとつは、ジュリアとこんなに素敵なセリフを交わせる機会が得られることだ 。こんな素晴らしいセリフを使って演技できるのはとても楽しいし、しかもそれがジュリアを相手にできるんだからね。彼女はこの手の内容をやると、とてもうまいんだ」

ギルロイと一緒に仕事をすることについて、クライヴは、「セリフがとても気が利いてる。とても軽やかだし、リズムが素晴らしい。すごく自然なんだ。すべてくっきりと書かれているから、何が要求されているのかすごくよくわかる。それに脚本家/監督の利点は、本人が常にセットにいて、脚本が書かれたときの最初の意図を説明してもらえることだ。役者にはとっても好都合な環境さ」と語りました。

意外な人物の推薦でこの映画に参加することになったクライヴ・オーウェン。
彼とジュリア・ロバーツ演じるクレアの駆け引きの行方を
ぜひ劇場でお楽しみください!!


【デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~ 公式サイト】

5/1(金)、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー
(c)2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
 

クライヴ・オーウェンの過去の作品をチェック!

インサイド・マン
アカデミー賞に輝く最高の豪華スター結集!驚愕のサスペンス巨編!!
全米No.1ヒット!予測不可能な衝撃の結末!!
マンハッタンの銀行で強盗事件が発生した。
敏腕捜査官たちは事件解決に向け動き出すが、頭脳明晰な犯人グループのリーダー、ダルトンは人質全員に自分達と同じ格好をさせ捜査を撹乱する。交渉の糸口が見つからず当惑する捜査官フレイジャー。「奴らの目的は何なのか?何かがおかしい・・・」
この前代見聞の“完全犯罪”の謎とは―!
販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
DVD価格:1,800円(税込) 発売中

 
 
 
エリザベス : ゴールデン・エイジ
アカデミー賞衣装デザイン賞受賞/主演女優賞ノミネート!
総てが見どころの史劇超大作の傑作!
数奇な運命を背負いながらも、25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。
外からは世界の列強が虎視眈々と侵攻の好機をうかがい、宮中では王座の転覆を狙う陰謀が渦巻く中、国を愛し、一人の男を愛した女王は、混沌の時代の中、イングランドの黄金期を築いていく。
販売元: ジェネオン エンタテインメント
DVD価格:3,990円(税込) 発売中

 

2009年04月24日 00:21

この記事へのトラックバックURL:
http://blog.eigafan.com/cgi-bin/mt-tb.cgi/1465

 
東宝東和株式会社