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2009年05月28日
ジェイミー・フォックス／Jamie Foxx
アカデミー賞俳優のジェイミー・フォックスと、ロバート・ダウニーJr.の夢の共演が実現した
音楽が紡ぐ感動の実話『路上のソリスト』がいよいよ5/30（土）より公開となります。
今回ご紹介するのは、重い病を抱えながらも音楽を信じ続けることを
決してあきらめなかったチェリスト・ナサニエル・エアーズを演じたジェイミー・フォックス。
演技派俳優としての道を上りつめてきた彼の経歴や、
ナサニエル役を演じる上で行った役作りなどにズームアップします！
テイラー・ハックフォード監督の『Ray/レイ』(04)で、伝説的なミュージシャン、レイ・チャールズを演じて、2005年のアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞(SAG賞)、英国アカデミー賞の主演男優賞を総なめにし、数々の批評家協会賞を受賞。
この年は同時に、トム・クルーズ共演、マイケル・マン監督の『コラテラル』(04)でも、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、SAG賞、英国アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされます。さらに、テレビ映画「Redemption」(04)で、ゴールデン・グローブ賞、SAG賞にノミネート。この年の目覚しい活躍で、ハリウッドを代表する演技派俳優の地位を確立します。
1967年、アメリカ、テキサス州生まれ。最初はコメディアンとして有名になりました。
1996年に、自身の番組「ザ・ジェイミー・フォックス・ショー」を開始、5年間放映されます。
共同クリエーター、製作総指揮も務め、いくつかのエピソードで演出も手掛けました。
映画デビューは、アル・パチーノ主演、オリヴァー・ストーン監督の『エニイ・ギブン・サンデー』(99)。その他の主な出演作は、マイケル・マン監督、ウィル・スミス共演の『ALI アリ』(01)、サム・メンデス監督の『ジャーヘッド』(05)、コリン・ファレル共演、マイケル・マン監督の『マイアミ・バイス』(06) 、ビヨンセ・ノウルズ、エディ・マーフィ共演の『ドリームガールズ』(06)、『キングダム/見えざる敵』(07)など。最新作に、ジェラルド・バトラー共演の『Law Abiding Citizen』(10)が控えています。
音楽界でも大きな成功を収めています。アルバム「Unpredictable」は、2005年12月下旬から5週間にわたってチャート№1の地位を保ち、20日間で100万枚の売上げを超え、ビルボード・ミュージック・アワード8部門、グラミー賞3部門、ソウル・トレイン・ミュージック・アワード、アメリカン・ミュージック・アワード2部門にノミネート。
2006年には、サイラス・サテライト・ラジオとパートナーシップを組むと発表し、フォックスホールという、コメディと音楽を組み合わせた自身のラジオ局を開設しました。
■ナサニエルの心の闇と向き合い、光と出会ったジェイミー・フォックス
フォックスは、脚本が完成すると間もなく、ナサニエルの役に興味を示しました。初めて脚本を読んだ時、即座に感情が込み上げたと彼は言います。
「素晴らしいと思った。これは他人の世界を理解しようと努めることが、自分自身を探求する旅へとつながっていくというストーリーだ」
この役を引き受けたフォックスは、ナサニエル本人に紹介されました。「彼に出会って、個人的に親しく知り合い、彼の音楽への情熱や、毎日の日常生活に実際に触れることができて、本当に素晴らしかった。彼の言葉や、彼の繊細さを身に染み込ませたかった。そして何よりも、彼の魂を捕らえたかった」
そのためには、かなり暗くて不安な地点にまで、自分を持っていかねばならなかったとフォックスは語ります。「ナサニエルの心の旅を本当に理解するには、統合失調症の精神に自分を同調させなければならなかった。でも、世界を何とか理解しようとしている一人の人間だという点は、他の誰とも変わらない。彼はたくさんの大きな夢に向かって、精一杯努力しているんだ」
フォックス自身も、青春時代はもっぱらクラシック音楽家になるための教育を受けていました。彼の場合はピアノです。チェロの経験はなかったので、ロサンゼルス交響楽団のチェリスト、ベン・ホンから指導を受けました。彼はナサニエルの友達で、彼の演奏スタイルもよく知っていました。ナサニエルの並はずれた才能と技能を体現するには、二人とも覚悟を決めなければなりませんでした。
また、ヴァイオリンの指導は、国際的に著名なアリッサ・パークから受けました。
ナサニエルの音楽への情熱を深く感じ、
その想いを演技で表現したジェイミー・フォックス。
路上から奏でられる美しいメロディを、ぜひ劇場でお楽しみください。
5/30（土）、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
(c) 2008 DREAMWORKS LLC and UNIVERSAL STUDIOS
■ジェイミー・フォックスの過去の作品をチェック！
2004年度アカデミー賞主演男優賞受賞！！
世界に感動を与えたレイ・チャールズ--
彼は、生きることの素晴らしさを教えてくれた
ジョージア州の貧しい家庭に生まれたレイ・チャールズ・ロビンソン。
彼は7才で両目の光を失い、それ以来、“音”に光明を見いだしていく。
盲学校を卒業するとためらうことなく音楽家の道へ。ピアノの才能を認められたレイはすぐさまレコード会社と契約。美しい妻や子供にも恵まれ、彼はスター街道を上り詰めていくのだが…。
販売元：UPJ/ジェネオン エンタテインメント
DVD価格：1,800円（税込） 発売中
2004年度アカデミー賞助演男優賞ノミネート！
トム・クルーズが本格的な悪役に挑んだクライム・サスペンス。
ロサンゼルスでタクシーの運転手を12年間勤めながら平凡な毎日を送っているマックスは、ある日検事のアニーを乗せる。車内での会話から、2人は互いに好感を持ち、彼女から名刺までもらいマックスは上機嫌に。アニーをおろした後に乗せた客は、ビジネスマンと思わしき男・ヴィンセントだった。ヴィンセントは一晩で5箇所を回って済ませなければならない仕事があり、マックスをハイヤーとして雇わせてくれと言うのだが…。
発売・販売元：パラマウント ジャパン
DVD価格：1,500円（税込） 発売中
2009年05月20日
ラッセル・クロウ／Russel Crowe
ラッセル・クロウ、ベンアフレックほか豪華キャストが
共演していることでも話題のセンセーショナル・サスペンス大作
『消されたヘッドライン』が、いよいよ5/22（金）より公開となります！
本作で主演のベテラン記者・カルを演じているのは、
ハリウッドの最前線で活躍し続けている演技派俳優、ラッセル・クロウ。
完璧にカルになりきり、スタッフも大絶賛の名演技をみせたラッセルが、
この物語への想いを語ります。
1964年4月7日、ニュージーランド、ウェリングトン生まれ。両親が映画関係者だったことから、幼少時から映画撮影の現場を体験。その後、オーストラリアで俳優としてのキャリアを始め、1990年の『アンボンで何が裁かれたか』で映画デビューを飾ります。
1991年に『ザ・クロッシング』でオーストラリア・フィルム・インスティテュート（ＡＦＩ）で主演男優賞にノミネートされ頭角を現し、1992年に『Proof』で助演男優賞を受賞。1993年には『ハーケンクロイツ／ネオナチの刻印』で主演男優賞受賞と2年連続受賞を果たし、オーストラリアを代表する俳優としての地位を確立しました。
ジーン・ハックマン、シャロン・ストーンと共演した西部劇『クイック&デッド』(95年)でハリウッドに進出。1997年には批評家の絶賛を浴びたカーティス・ハンソン監督のクライム・サスペンス『Ｌ.Ａ.コンフィデンシャル』でバド・ホワイト刑事を演じ、一躍注目を集め、見事スターの仲間入りを果たします。
さらに1999年『インサイダー』では体重を増やして老け役に挑戦、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた他、ＬＡ映画批評家協会賞、全米映画批評家協会賞主演男優賞などを受賞し、演技派俳優として世界に彼の名を知らしめることとなりました。
そして2000年、『グラディエーター』で陰謀に陥れられた英雄騎士を堂々と演じてアカデミー主演男優賞を獲得。2001年の『ビューティフル・マインド』で同賞主演男優賞にノミネート、ゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞し俳優としての地位を不動のものとします。
その後も2003年『マスター・アンド・コマンダー』、2005年『シンデレラマン』でもゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞。近年は『プロヴァンスの贈りもの』（06年）、『アメリカン・ギャングスター』（07年）、『ワールド・オブ・ライズ』（08年）とリドリー・スコット監督とタッグを組むことが多いです。私生活では2003年ダニエル・スペンサーと結婚。2児の父親となりました。
■剣をペンに持ちかえて、戦いの舞台へ
主人公カル・マカフリー役のキャスティングで製作者側が求めていたのは、不屈の精神と都会で生き抜くしたたかさを表現できる俳優でした。「カルは政府担当の上級記者でね。実に頭の切れる男で、編集長になってもおかしくはないんだ。彼は崇高なジャーナリズムの象徴的な存在でもある…ところが、同時に、ジャーナリズム衰退の象徴でもあるんだ」とマクドナルド監督。
「『誰がいい？』って聞かれたんで、私は『最高の俳優がいい。グラディエーターだな』って答えたんだ。すると彼らがこう言った。『分かった。あたってみるか』 それ、ラッセルに脚本を送った。４日後には、ラッセルの承諾をもらった。そして、二週間後、彼は撮影現場に現れたんだよ。その段階で、ラッセルはカルという人物を把握し、どう演じればいいかを完全に理解してた。」
製作のハウプトマンも同様に語っています。「ラッセルは、いきなり自分なりのカル観を持ってた。彼は、今と昔のジャーナリスト像について把握し、お決まりのメモ帳やテープレコーダーというイメージを踏み越えて、カルという型破りでかつ伝統的なジャーナリスト像を深く掘り下げてたんだ。」
「この物語はマスコミの危うさをよく現している。」ラッセルはこう述べています。
「マスコミは、自分たちの記事は客観的だと明言したがる。だけど、親友がからんだ殺人事件だったらどうだろう？このストーリーのように１００パーセント客観的になれるわけがない。でも一方で、それがカルを行動に駆り立てる。それがおもしろかった。」
このカルという記者に惚れこみ、出演を快諾したラッセル・クロウ。
真実を追う彼の活躍を、ぜひスクリーンでお楽しみください！！
5/22(金)、 TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
（ｃ）2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
■ラッセル・クロウの過去の作品をチェック！
2000年度アカデミー賞5部門を受賞！！
リドリー・スコットが放つスペクタクル超大作！
西暦180年、大ローマ帝国。歴戦の勇士として名声を馳せる将軍マキシマスは、時の皇帝マルクス・アウレリウスから次期皇帝の座を託したいと要請を受ける。しかしそれを聞いたアウレリウスの息子コモドゥスは皇帝を殺害し、その罪をマキシマスになすりつけ処刑を命令。間一髪で処刑者の手を逃れたマキシマスを待っていたのは、愛する妻と息子の変わり果てた姿だった。その後死ぬまで戦うことを義務づけられた剣闘士(グラディエーター)として、ローマが誇る巨大コロシアムに出場することになるが…
販売元：UPJ/ジェネオン エンタテインメント
DVD価格：1,800円（税込） 発売中
ラッセル・クロウ出演作史上、全米No.1!!
暗黒街のカリスマと正義をつらぬく刑事、2人の男の物語。
ハーレムを仕切るギャングのボスに15年間仕えてきた運転手のフランクは、ボス亡き後、一匹狼として生きることを決意。東南アジアから純度100％のヘロインを直接仕入れてブルー・マジックというブランド名で売りさばいたフランクは麻薬王として暗黒街に君臨していく。一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツは新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の男・フランクの存在に辿り着くが…。
発売・販売元：ジェネオン エンタテインメント
DVD価格：5,980円（税込） 発売中
2009年05月12日
ベン・アフレック／Ben Affleck
2003年にイギリスのBBCテレビで放送された大人気サスペンスドラマを
ハリウッドの超一流スタッフ＆キャストで映画化した話題作、
『消されたヘッドライン』が、5/22（金）より公開となります。
ラッセル・クロウ演じる敏腕記者と旧知の仲であり、物語の鍵を握る最重要人物、
国会議員のコリンズを演じているのは、これまでジャンル問わず幅広い役柄をこなし、
俳優としてのキャリアを着実に伸ばしているベン・アフレック。
彼が本作で演じるキャラクターを、監督や共演のラッセル・クロウの
コメントを交えながらご紹介します。
1972年8月15日、米国・カリフォルニア州バークレー生まれ。幼少期をボストンで過ごします。8歳の時知り合ったのが、後に共同で『グッド・ウィル・ハンティング／旅立ち』（97年）の脚本を書き上げたマット・デイモン。1992年には『青春の輝き』で映画デビュー、1997年の『チェイシング・エイミー』で注目を浴びます。その間も親友マットと脚本を書き溜め、『グッド・ウィル・ハンティング／旅立ち』(97年)でアカデミー賞最優秀脚本賞とゴールデングローブ賞脚本賞を受賞し、一躍スターの座に輝きました。
その後は大ヒット作『アルマゲドン』(98年)を始めとして、アカデミー賞作品賞を受賞した『恋におちたシェイクスピア』(98年)、『恋は嵐のように」(99年)、『マネー・ゲーム」（00年）、『偶然の恋人」（00年）、『パール・ハーバー』（01年）、『ペイチェック 消された記憶』（03年）、『世界で一番パパが好き！』（04年）、ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされた『ハリウッドランド』（06年）など話題作の出演が続いています。
2007年には地元ボストンを舞台にしたデニス・レヘインの傑作小説の映画化『ゴーン・ベイビー・ゴーン』（06年・未）で念願の監督デビューを果たし、各方面から高い評価を受けるなど、改めてその才能の高さを証明してみせました。
■コリンズ議員に適役だったベン・アフレック
スティーヴン・コリンズ役のキャスティングに際しては、ベン・アフレックに期待が寄せられました。自分の補佐役で愛人でもあったソニア・ベーカーが殺害され、スキャンダルに直面する役どころです。ケヴィン・マクドナルド監督は、コリンズについて、こう説明しています。「彼は野心家で、大統領になる資質のある、いわば現代のケネディなのだ。ベン・アフレックは人当たりの良さや政治へ関心という点でも適役だったね。」
アフレックと親友同士を演じるクロウは役者として醍醐味を覚えると言います。「政治家はチェスのプレイヤーのように状況を操ろうとする。マスコミはライバルを出し抜こうと情報を得るためなら何だってやる。お互い近づきすぎてはいけないと知りつつ、お互いに利用しあう関係だからね。」
事件の渦中にある国会議員・スティーヴン・コリンズを迫真の演技で見事演じきったベン・アフレック。
議員と一人の女性のスキャンダルに隠された、全米を揺るがす巨大な陰謀とは？！
真相はぜひ劇場でお確かめください！！
5/22(金)、 TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
（ｃ）2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
■ベン・アフレックの過去の作品をチェック！
第2次大戦下に生きる若者たちの愛と友情を描いた大河ロマン。
テネシー州の農業地帯で兄弟同然に育ったレイフ(ベン・アフレック)とダニー(ジョシュ・ハートネット)は、米国陸軍航空隊の精鋭パイロット。世界に戦火が広がる中、レイフは恋人イヴリンをダニーに託し、ヨーロッパの戦地へと向かう。やがて、軍からハワイ・オアフ島のパール・ハーバーへ転属命令を受けたダニーとイヴリンのもとにレイフ戦死
の知らせが届く。心の傷が癒えぬまま支えあって生きているうちにいつしか結ばれた2人だったが、戦況が逼迫し始めた12月6日、イヴリンの目の前に死んだはずのレイフが現われた……。発売・販売元：エナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
DVD価格：1,500円（税込） 発売中
97年度アカデミー賞 助演男優賞・脚本賞受賞！
爽やかな感動に包み込んで描く珠玉のヒューマンドラマ。
南ボストン。マサチューセッツ工科大学で清掃員のバイトをしているウィル・ハンティング(マット・デイモン)は、警察沙汰の事件を起こすなど、少し問題ある青年。しかし、難解な数学の証明問題を解いてしますほどの高いIQの持ち主だった。過去の出来事が原因で心を閉ざしているウィルが、コミュニティ・カレッジの講師をしているショーン・マクガイア(ロビン・ウィリアムズ)に出会ったことで少しずつ心に変化が訪れる・・・。
発売・販売元：松竹ホームビデオ
DVD価格：4,590円（税込） 発売中