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クリステン・スチュワート/Kristen Stewart

いよいよ6/15(金)より公開となる
驚異のアクション・アドベンチャー超大作『スノーホワイト』。

新世代の“白雪姫”役として白羽の矢がたったのは、『トワイライト』シリーズで
ハリウッド指折りのマネーメイキング・スターとなったクリステン・スチュワート。
彼女がスノーホワイト役に選ばれた理由とは?

1990年4月9日、アメリカのカリフォルニア州生まれ。両親もTV界で活躍するショウビズ一家の出身。8歳のとき、学校演劇に出演しているところをスカウトされ、いくつかのTV番組に出演。『The Safety of Objects』(01)でパトリシア・クラークソンの娘役を演じ、注目を集める。その後デヴィッド・フィンチャー監督の『パニック・ルーム』(02)にジョディ・フォスターの娘役で出演。子役時代のジョディを彷彿させるボーイッシュで聡明な魅力を光らせ、ヤング・アーティスト賞にノミネートされるなど高い人気を得た。続く『コールド・クリーク 過去を持つ家』(03・未)と『アンダートウ 決死の逃亡』(04・未)でも演技力を高く評価され、連続してヤング・アーティスト賞にノミネート。ショーン・ペン監督の『イン・トゥ・ザ・ワイルド』(07)では、ヤング・アーティスト賞、映画俳優組合賞にノミネートされた。
大ブレイク作となったのは、ヴァンパイアと人間の禁断の恋を描いた『トワイライト~初恋~』(08)。ヒロインのベラ・スワンに扮して一躍トップ・アイドルとなり、MTV映画賞の女優賞に輝いた。その後、『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(09)、『エクリプス/トワイライト・サーガ』(10)でも同賞を受賞している。また、2010年には、英アカデミー賞のライジング・スター賞に選ばれた。

その他の出演作は、『ミッションX』(04・未)、『ザスーラ』(05)、『ゴースト・ハウス』(07)、『ランド・オブ・ウーマン/優しい雨の降る街で』(07・未)、『ジャンパー』(08)、『イエロー・ハンカチーフ』(08)、『トラブル・イン・ハリウッド』(08)、『アドベンチャーランドへようこそ』(09・未)、『ランナウェイズ』(10)、『クリステン・スチュワート ロストガール』(10・未)など。新作に、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』(11)の続編『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』(12)がある。


純真さと強さを表現できる女優

 スノーホワイト役をキャスティングにあたり製作者たちは、物語の前半では純真さ・ナイーブさ・優しさを表現でき、一方後半ではスノーホワイトが次第に強い戦士に変貌していくという、それぞれ類型的でもある2つの側面を画面に共に見せてくれる女優を探す必要があった。彼らは、映画前半の白雪姫を見事に演じられそうな若い女優を何人か見出していたが、彼女たちが後半の戦う白雪姫を演じるとなると、製作陣にはなかなか納得がいかないものとなった。
同様に、年齢の高い女優たちがオーディションすると、後半の強くなった戦士は演じられるものの、映画前半が要求する純真さ・ナイーブさ・優しさを演じきれなかった。

 演技の幅を多く要求されるこの役を演じられる女優を、世界中探した結果、大ヒット作『トワイライト』シリーズのベラ・スワン役で知られるクリステン・スチュワートに決まった。製作チームのこの選択について、ルパート・サンダース監督は「クリステンは、大変な才能の持ち主だ。むろん今までの作品で目覚しい仕事をしてきているけれど、この映画で今までよりもっと多くの観客の目にふれるし、彼女が古典的な役もこなせることを見せつけてくれたと思う。今までの彼女の出演作は現代が舞台で、この映画のようなものではないからね。この映画は、彼女にとって大きな舞台であると同時に、一層役者として輝くチャンスだった。それを見事にこなしてくれたよ」と語る。

 製作のジョー・ロスが、クリステンがキャスティングされた背景をさらに説明してくれた。「わたしたちは皆、この映画の白雪姫が決して引っ込み思案でなく、攻撃的というか、自己主張のできる、積極的な、ジャンヌ・ダルクのような女性でなければならないと確信していた。当初は『アリス・イン・ワンダーランド』でミア・ワシコウスカを発見したように、無名の女優をキャスティングしようと探していた。でも結局、ルパートとわたしで、『トワイライト』の最終作が撮影されているニューオーリンズまで飛んで行き、 クリステンと話をしにいった。クリステンをスノーホワイトとしてキャスティングすることに対して、良い感じをその時にすごく持ったよ。この役のために、彼女はとてもよく宿題をこなして臨んで来てくれた。乗馬に4ヶ月、イギリス・アクセントの習得に4ヶ月かけてくれた」
 
 スチュワートもこの映画の物語における美と力に関する示唆に富んだ見方を評価している。スチュワート曰く、「虚栄心を全く持たない若い女性を演じるというのはとても面白かったわ。彼女には、かけらも見栄がないの。演じるどんな役でも、少なくても自分自身のことは意識している役で、たとえば女性へと成長していく過程で虚栄心と戦わなければならない少女を演じなければならないことになる。スノーホワイトがそういうものを一切持ってなく、逆にラヴェンナはその対極にいるということは、人生において人が何を美しいと感じるかについて、とても素晴らしいことを教えてくれる」

クリステン・スチュワートが演じる新たな白雪姫にぜひご期待ください!


【スノーホワイト 公式サイト】


6/15(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー

(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

クリステン・スチュワートの過去の作品をチェック!

トワイライト 初恋
ヴァンパイアと人間の禁断のラブ・ストーリー…
伝説はここから始まった!
今どきの女子高生とは違う、内気で風変わりなベラ(クリステン・スチュワート)。母親の再婚を機に父と暮らすことにしたベラは、転入先で美少年のエドワード(ロバート・パティンソン)と出会う。知的で謎めいたエドワードに惹(ひ)かれていくベラだったが、彼は1918年から年を取っていない不死のバンパイアだった……。
販売元:角川書店
DVD価格:1,890円(税込) 発売中



トワイライト・サーガ/ニュームーン
引き裂かれる二人、新たな男、そして強大な影…
18歳の誕生パーティーでのある事件がきっかけとなり、愛するバンパイアのエドワード(ロバート・パティンソン)と離ればなれになってしまう人間の女子高生ベラ(クリステン・スチュワート)。傷つくベラを励ますジェイコブ(テイラー・ロートナー)だったが、彼はバンパイアの宿敵、狼一族の末裔(まつえい)だった……。
販売元:角川書店
DVD価格:1,890円(税込) 発売中

 
 
 

2012年06月12日 22:08

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