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「羊たちの沈黙」 |
「羊たちの沈黙」 |
¥1,400(税込)好評発売中
発売元:20世紀フォックスホーム
エンターテイメント
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トマス・ハリス 著
菊池 光 訳
新潮文庫 |
©2007 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
Distributed by Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.
"Twentieth Century Fox," "Fox", and their associated logos are
the property of Twentieth Century Fox Film Corporation and are used under license. |
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ウェスト・ヴァージニア州で、“バッファロウ・ビル”を名乗る人物による5件の連続殺人事件が発生していた。被害者はいずれも若い女性で、大柄で小肥りという特徴を持ち、殺害直後に皮膚を剥がされていた。捜査に行き詰まったFBI行動科学課は、自らの患者を含む9人の殺害を行い、ボルティモア精神異常犯罪者収容所に監禁中の元精神科医ハンニバル・レクター博士に示唆を受けることにした。まだ訓練生であったクラリス・スターリングは、上司ジャック・クロフォードの命令で、最厳重警戒の独房にいるレクターを訪ねる。若いクラリスは気迫にたじろいだが、レクターは知的なクラリスに興味を持ち、彼女の過去の出来事を聞きだすことと引き換えに少しずつ犯人の手掛りを与えることにした。そして、いつしか二人には特別に共鳴しあう何かが生まれ始めるのだった。ある日、特徴が酷似する新たな被害者の喉から人為的に仕込まれた“ドクロメンガタスズメ”という蛾の繭が見つかった。「犯人は変身願望がある。乳房のついた服を欲しがっているのだ」。捜査の重要な鍵を握るレクターは、マスクと拘束衣に縛られテネシー州に護送されるが、一瞬の隙をつき警官を殺害し闇に逃亡。クラリスは、これ以上の手掛かりを失うのであった。 |
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バッファロウ・ビル事件から10年。FBI捜査官クラリス・スターリングは、麻薬売人イヴェルダ逮捕の指揮を執っていた。銃撃戦と化した現場で、クラリスは止む無く赤ん坊を抱いた相手を射殺し、マスコミから非難を浴びる。窮地に陥ったクラリスに目をつけたのは、大富豪のメイスン・ヴァージャーだった。かつてレクターの患者で、彼の仕業よって顔面を失ったメイスンは、復讐を企てるべく司法省のポール・クレンドラーを巧みに操り、クラリスをレクターの捜査に任命させる。一方レクターは、ダンテ研究者のフェル博士という仮の姿を使い、フィレンツェに潜伏していた。逃亡生活を続けながらもクラリスの動向に目を光らせていた彼は、傷心のクラリスに「いまも羊たちの悲鳴が聞こえるか・・・?」と記された一通の手紙を送る。クラリスは、手紙にしみこんだ香料を手がかりに、本格的に情報収集を開始した。フィレンツェでは、不可解な失踪を遂げた、フェル博士の前任者にあたる人物の捜査を担当するリナルド・パッツィ刑事が、フェル博士とFBIの手配リストにあったレクターが同一人物ではないかという疑問を持ち始める。しかし、パッツィはその発見をFBIではなく、レクターの情報に高額の報奨金を用意していたメイスンに引き渡すことにした。そしてついに、メイスンによる、クラリスを巻き込んだ一大報復劇が開始されるが、人間を知り尽くす怪物レクターにとって、所詮彼らの行動はレクターが想定するシナリオの一部でしかなかった。 |
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「レッド・ドラゴン」 |
「レッド・ドラゴン」
決定版<上><下> |
¥1,800(税込)好評発売中
発売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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トマス・ハリス 著
小倉 多加志 訳
早川文庫 |
©2002 Mikona Productions GmbH & CO. KG. All Rights Reserved. |
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FBI捜査官ウィル・グレアムは担当する連続殺人について、精神科医の立場から分析してもらうためハンニバル・レクター博士の自宅を訪問していた。博士の書斎で、グレアムはこれまでに絞り込んでいた犯人像を見誤っていた事をレクターに伝えた瞬間、直感的にその事件の真犯人がレクター自身であることに気づいたが、背後から刃物で襲われた。重症を負いながらも、何とかレクター逮捕を成し遂げたグレアムは、FBIを引退しフロリダで妻子とともに平穏な日々を送っていた。そんな彼のもとに、行き詰まった一家惨殺事件解明のため、元上司ジャック・クロフォードがレクターと唯一対話ができる人物として、協力を懇願しに来る。グレアムも一旦は拒否をしたが、戸惑いながらも捜査に乗り出す。レクターはボルティモア収容所で拘束の身だったのだが、その高い知能を活かし科学専門誌で論文を発表するなど、熱狂的なサイコキラーの崇拝者を生み出すまでのカリスマに成り上がっていた。そしてファンレターを出した人物の中に、グレアムが追う犯人が含まれていたのだった。その犯人は、ウィリアム・ブレイクが描いた『大いなる赤き竜と日をまとう女』に魅せられ、いつかは赤い竜になれるものと、自らを“レッド・ドラゴン”と名乗り、犯行を繰り返していた。そして、タトラー誌の個人通信欄でレクターとは極秘に文通する関係にあり、「グレアムの家族を殺せ」という指示が出るのであった。 |
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応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。 |
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