TEXT BY 尾崎佳加

 【トレンド ハリウッド】スター式ダイエット法?
 パーフェクトボディーのつくりかた

 エステにジムに整形手術。お金さえあればお望みの容姿がかなうこのご時世だが、ハリウッドのスターたちは意外に素朴で地味なダイエット法にはまっているのです。

 エンターテイメント系マガジン「Us Weekly」によると、今ハリウッドのスターたちが夢中のダイエットトレンドは4つあるらしい。
 まずは、ハンプトン式ダイエット。前回のトレハリでローカーブダイエットをご紹介したが、これはその一種。同じローカーブでも広く知られているアトキン式の改良版のようなもので、前者より食事の制限が少なく、バランスのよい食生活が可能になったことで人気を集めている。ちなみに、ローカーブダイエットを3ヶ月試した場合の平均減量は16ポンド(約7,2キロ)。テキメンの効果にサラ・ジェシカ・パーカー、レニー・ゼルウィガーなどが熱狂的なビリーバーとなったという。

 続いてデミ・ムーアやアリシア・シルバーストーンが熱を上げている、ローフードダイエット法。ローカーブと名前が似ていてややこしいが、あちらはlow(=低い)でこちらはraw(=生)。つまりは食物を調理しないで摂取する、生食ダイエットなのだ。韓国でブームのセンシクダイエットと同じコンセプトで、熱を一切加えないことで、原料の天然の栄養が減ることなく摂取できるのがメリット。オーガニックの野菜ならなおベターだが、逆に食べてはいけないのが、動物、乳製品や110°F(約43°C)以上で調理した食品。ベジタリアンの多いアメリカで流行りそうなダイエット法である。
 そして、このローフードダイエットの中でも特に好まれる、フルーツから誕生したココナッツダイエットも要チェック。人気の秘密は減量効果だけでなく、がんや糖尿病、心臓病などの予防にもなるというマルチな効果にある。注意すべき点は、古いココナツよりもフレッシュなココナッツを選ぶこと。新しいほうが栄養もあり、果実もやわらかく果汁も多いらしいが、中を割ってみないとわからないのが難点だ。
やせて栄養もとれる、おトクなココナッツダイエット。フレッシュなのはどれ
だ?
 そして最後は、グウィネス・パルトロウやマドンナ、そしてトム・クルーズまでもが信者だというマクロビオティックダイエット。名前からしてものすごくハイテクな感じのするスーパーダイエット法だが、実はこれ、日本人が考案者だという。具体的には穀物、玄米、野菜や豆類などの穀物菜食中心の食生活をしなさいというもので、日本の古き良き時代の食生活そのまま。食事制限はというと、加工品や多量の肉類の摂取をおさえるくらい。肉ばかり食べているアメリカ人が試すと苦労が多いのかもしれないが、我々日本人には朝飯前のダイエット法である。

 スターにとって、自分の容姿は商品そのもの。少しでも太ればイメージダウンにつながり、キャリアを失うことにもなりかねない。常に完璧な自分でい続けるための努力は並大抵ではなく、オルセン姉妹のメアリー=ケイトのように拒食症になってしまうほど心身を犠牲にするスターも少なくない。

 重要なのは、自分が無理なく試すことのできるダイエット法を選ぶことだ。「やせるためのダイエット」ではなく、「健康になるためのライフスタイル」を心がけたほうが心身ともによい結果がついてくるのでは?
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