アカデミー賞に列席するクリント・イーストウッド夫妻。

「Momager」対決?カーダシアンvs. イーストウッドのリアリティ・シリーズ

Mom (ママ) + Manager (マネージャー) = “Momager”なる造語を浸透させた第一人者、「カーダシアン一家の母」クリス・ジェンナーに続き、またひとりセレブリティの「ステージママ」による新たなリアリティ・シリーズがスタート。しかもそのママとは、あのクリント・イーストウッドの奥様というから驚きです。

4月末に行われたホワイトハウス記者クラブ晩餐会にて、あのオバマ大統領までもがジョークのネタにしたカーダシアン・ファミリー。どんなに笑われ疎まれようとも「一丸」となって突っ走って来た彼らは、一昨年度の家族収入が6500万ドルを超えるなど、一躍スーパー・セレブの仲間入りを果たしています。たった72日間で離婚という茶番劇?を経て初となる今シーズン、まるで何事もなかったかのようにケロッと出演している稼ぎ頭の次女キム、現在ふたり目の実子となる女の子を妊娠中の長女コートニー、そしてNBA選手の夫ラマー・オドムの移籍にともなってテキサス州ダラスで生活中の三女クロエら3姉妹に並び、やはり母クリスの無茶振りキャラは健在でした。初回プレミアでは、彼女の著書”Kris Jenner… And All Things Kardashian”で過去の不倫を告白したことを発端に、とばっちりで異父疑惑が浮上しているクロエを“口撃”。自らの過ちは棚に上げながら、クロエにDNA鑑定を受けるよう指示する暴挙に出ています。自分の不名誉を晴らすため、つまり父違いではないと世間に知らしめる目的で、嫌がる娘の気持ちもお構いなしにあの手この手で説得を試みるママ・クリス…。そんな折、女系家族で肩身の狭い思いをする夫ブルースによる地味な家出騒動など、初回からいきなり飛ばした日常生活がクローズアップされています。

いっぽう、新シリーズ”Meet Mrs. Eastwood & Company”の舞台は、ロサンゼルスの雑踏から離れたカリフォルニア州北部の海を望む街カーメル。クリント・イーストウッドがかつて市長を務めたことで知られる当地にて、ディナとモーガンと家政婦、そのご近所に彼女の実弟ドミニクや”Overtone”の面々が暮らしており、現在LAの南カリフォルニア大学に通うフランチェスカに限っては、里帰りしながらの出演になるようです。当シリーズの中心的存在であるディナは、クリントの35歳年下。エキゾチックな風貌からはちょっと意外、アフリカ系アメリカ人と日本人の血を引く父親、アイルランドとドイツ系の母親との間に生まれており、やや遠いながら日本の血筋が入っています。アンカーウーマンとして活躍中にクリントと出会って以来、義理の娘を含めた子育てに専念。そのキッズがティーンエイジャーとなった今、彼女自身がマネージャーを務める”Overtone”のプロモーションを目的に、この度のリアリティ・シリーズ出演を決めた模様です。記念すべき初回放送のトピックは、モーガンがおへそにピアスを開けたいと言い出すアットホームな雰囲気から始まり、”Overtone”のPR活動、そしてゲイであるメンバーのカミングアウトなど。なお、今回のプレミア放送にはクリントも登場していますが、今後は忙しいスケジュールを縫ってのカメオ出演を予定しているそうなので、彼のファンは随時チェックを。

同じ“Momager”という肩書きを持ちながら、いちファミリーのマネージャーとしてリアリティ帝国を築き上げたクリス、片やハリウッドの生ける伝説の妻でありながらどこか庶民的、惚れ込んだボーイズバンドのプロモーションに励むディナと、まったく異なるキャラクターを持つふたり。これからも、毎週日曜夜の「Momagerバトル」が話題に上りそうです。