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Mother’s Day Weekendの祭典: Wango Tango 2012

ちょうど日本が「母の日」当日を迎えていた頃、ここロサンゼルスでは当地人気ナンバーワンのFM局が音楽イベントを大々的に開催。先週土曜日のLA郊外にて、ヒットチャートを賑わすパワープレイヤー達がステージに集結する”Wango Tango”が行われました。


 第15回Wango Tangoが行われたホーム・デポ・センター。
 コーチ4名のカムバックが確定しています。
今年で15回目を数えるWango Tango/ワンゴ・タンゴは、LA No. 1の聴取率を誇る地元FM局KIIS-FMが主催する毎年恒例の音楽イベント。2012年度は、LA中心部より南下したカーソンに位置するスタジアム、あのデヴィッド・ベッカムが所属するMLSロサンゼルス・ギャラクシーの本拠地でもあるホーム・デポ・センターが初の開催地となりました。お昼過ぎから夜中までじっくり半日をかけ、 トップ・アーティストが引っ切りなしに登場するというクオリティの高さで知られる当イベントは、発売直後にほぼ全てのチケットが完売してしまうとのこと。さらには、VIP席の抽選チケットを求めるファン達によって、開催直前まで局の電話が鳴り止まなくなるそうです。なお、 当日の模様はそっくりそのままラジオ放送される為、残念ながらチケットを逃したファンも、スピーカー越しながらライブを堪能することが出来ます。


本年度のイベント・ホストを務めたのはKIIS-FMの顔、同局のみならずTV業界でも多数ヒット番組を抱えているライアン・シークレスト。そしてスペシャル・ゲスト・ホストには、ティーンに絶大な人気を誇るジャスティン・ビーバーが招かれました。黄色い声援に包まれながらも、サクッと切り上げてステージを降りたポップ・スターは、ほんの数時間後にロサンゼルス・レイカーズの試合会場(=ステイプルズ・センター)にてキャッチされることに。一大イベント出演からプライベートでのNBA観戦をハシゴするとは、弱冠18歳にしてすでに大物の風格さえ感じられます。

ポップ、ヒップホップ、R&Bにロックと、ジャンルを問わないラインナップで知られるWango Tango。本年度も例に違わず、ニッキー・ミナージュ、マルーン5、ジム・クラス・ヒーローズ、LMFAO、フォスター・ザ・ピープル、B.o.B、そして英国発のボーイズグループ、ザ・ウォンテッドといったトップ40の常連アーティストらが、それぞれメイン・ステージを湧かせています。そして大詰めのトリには「マイアミが生んだパーティ野郎」、ラッパー兼プロデューサーのピットブルが登場。近年はさまざまなアーティストとのコラボレーションが多い彼ですが、この度はソロで10曲近くを披露、会場を一躍クラブへと様変わりさせました。

この日はMother’s Dayイヴだったこともあり、ライブ前にアーティストらが闊歩するブルー・カーペットでは「母の日関連」の質問が集中。ともに1988年生まれという若手ラッパー、ビッグ・ショーンは母親が欲しがっていた新車を、B.o.Bに至っては何と家をプレゼントしたとの仰天エピソードも飛び出しています。

詳しい当日の模様は、下記のウェブサイトからどうぞ。

【KIIS-FM Wango Tango 2012】



TEXT BY アベマリコ

2012年05月17日 13:23

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