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全米Box OfficeぶっちぎりNo. 1! 『ボーン・レガシー』

先週末、全米3746館にていよいよロードショーを迎えた「ボーン・レガシー」。週明けに発表されたBox Officeのランキングにおいて、堂々の第1位に君臨しています。根強いファンを持つ「ボーン」シリーズ3部作に続く、精鋭スタッフが終結した最新インストールメント。並みいる強豪を振り切った秘密に迫るべく、その見どころや観客による生の声を集めてみました。


 ハリウッド屈指のシネコン「ArcLight Cinemas」
 「シャーマン・オークスのチケットカウンター。
 第1&第2シアターを「ボーン・レガシー」が占拠。
8月10日に全米公開された「ボーン・レガシー (邦題)」は、金曜の初日だけで何と1400万ドル、オープニング週末3日間の合計では4130万ドルもの国内興行収入を記録。第2位に着けたコメディ作品”The Campaign (原題)”をおよそ1400万ドルも引き離し、4週に渡る首位が続いていた「ダークナイト ライジング」の記録更新に待ったをかけています。つい先日に閉幕したばかりのロンドン五輪、そして凄惨なコロラド州銃乱射事件の影響から、昨年度の同シーズン比ではやや落ち込んでいたBox Office。しかし、ここに来て「ボーン・レガシー」が風穴を明ける
格好となりました。

スーパー・スパイ、ジェイソン・ボーンが活躍する「ボーン」トリロジーに続いた第4作目にあたる本作では、ボーンとは異なる場所で同じ時を生きていた「CIA始まって以来の最強の刺客」アーロン・クロスが登場。「ハート・ロッカー (2009)」での主演によってアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジェレミー・レナーが、過去3部作におけるボーン改めマット・デイモンに代わってのメインキャラクターに扮しています。今や「ミッション・インポッシブル: ゴースト・プロトコル (2011)」「マイティ・ソー (2011)」「アベンジャーズ (2012)」といった大型作品に続々と出演を重ねている人気俳優が、いよいよメインの座に返り咲き。更には「ボーン」シリーズ全作品の共同脚本家トニー・ギルロイが監督を兼業する傍ら、アカデミー受賞女優のレイチェル・ワイズ(Dr.マルタ)、そして燻し銀の名優エドワード・ノートン(リック・バイヤー)らが脇をガッチリと固めているあたりも必見です。

公開前より話題が話題を呼んでいた本作、さっそくオープニング・ウィークエンドを狙って劇場へ。満員御礼のシアターにて、上映後に偶然近くに居合わせた観客数名に突撃インタビューを敢行しちゃいました。さすがは、映画を語らせたら右に出るものはいないシネフィル(=無類の映画好き)だらけのロサンゼルス。批評家も真っ青な?思い思いのコメント、一部を抜粋してご紹介しましょう。

「とにかく俳優が素晴らしかった。特にジェレミー・レナーとレイチェル・ワイズのふたりは、ケミストリー (=愛称)が最高だったね!<30代男性>」

「エドワード・ノートンが大好きで観に来たんだけど、ジェレミー・レナーのシックスパック (=6つに割れた腹筋)から目が離せなくなっちゃった。すごくセクシー!<20代女性>」

「マット・デイモンのいないボーン・フランチャイズなんてどうなるかと思っていたけど、前作からの関連性が盛り込まれていたり、特にあのスピーディな追跡シーンなんかは、これまでのボーンを思い起こさせられた。全体的に、すごく良い出来だったと思う。<20代男性>」

「ボンド」シリーズ然り、「スーパーマン」や「スパイダーマン」シリーズも然り。これまで多くのフランチャイズ作品において、メインキャストの入れ替わりが行われているハリウッド。「ボーン・レガシー」の圧倒的な興行成績が証明しているとおり、ジェレミー・レナーが同シリーズのニュー・フェイスとして活躍してくれることは必至!そして、いつかボーンとクロスによる「夢の直接対決」が叶うのか、大いに期待しましょう。「ボーン・レガシー」の日本全国公開は、残すところ1ヶ月あまりの9月28日を予定。ぜひともお誘い合わせのうえ、パワーアップした最新スパイ・アクションを存分にご体感ください。




TEXT BY アベマリコ

2012年08月16日 10:27

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