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『スノーホワイト』~ミラーマンと魔法の生き物たち:その他のVFX~

プロダクションノートをご紹介するこのコーナー、
今回は6/15(金)公開の『スノーホワイト』から。

『スノーホワイト』では、その斬新な映像を作り上げるため、
VFXのプロフェッショナル達がその技術を結集させています。


ミラーマンと魔法の生き物たち:その他のVFX

キャラクター描写やシーンを盛り上げるためには、視覚効果の魔法の手を借りる場面はある。『スノーホワイト』で見られるサンダースの作品世界のビジョンを実現するために、サンダースとプロデューサーたちは、世界中から8社の熟練したVFX会社の助けを求めた。

 VFXスーパーバイザーのニコラス=トロヤンとフィリップ・ブレナンの指揮の元、各VFX製作会社は、以下のように仕事を行った。リズム&ヒューズは、森の番人たちと黒い森の生き物たちに関するVFX と、妖精のCG、闇の妖精のCG、カササギのCG、カラスのCG。ダブル・ネガティブ・ビジュアル・エフェクツは、黒い森の生き物たち(闇の妖精を含む)の製作の補助、およびラヴェンナの影の軍隊が分裂する時の複雑なVFX。ピックス・モンドは、ラヴェンナの影の軍隊の製作をすると同時に、群衆の複製やCGセットエクステンションを補助。ザ・ミルは、ミラーマンの開発。ブルー・ボルトは、マグナス王の城を造るとともに、CGセットエクステンション、マットペイント、そして進行する軍に向けてラヴェンナが放つCGの炎の玉などの調整。ベース・ブラックは、 マットペイントとCGセットエクステンション。ローラVFXは森の番人たちのイメージ想像の補助と、ラヴェンナの顔の老化と顔の差し替えの調整、および凍った状態のスノーホワイトのVFX。ハイドラックスは、剣のCGとラヴェンナの変身シーンの仕事をした。

 ラヴェンナの鏡部屋には、白雪姫の物語を代表するアイコンである例の鏡が壁際に立てかけられている。人が欲しがるものであるが、呪われてもいるこの鏡は、時が過ぎゆくうちに身体を持つ存在になっている。ラヴェンナが自分の姿を気にしてばかりいる故に、彼女の魂と暗い無意識が鏡に映し出されるようになったのだ。実際、鏡はラヴェンナが、いかなるものになってしまったかを、映すことが出来る。鏡は、彼女が無意識下に気づいていることを暴き、彼女が決して誰にも見せてはならないと思う真実を明らかにするのである。

 サンダースのミラーマンのアイデアのヒントになったのは、ロンドンを本拠にする才能あるアイルランド人芸術家ケヴィン・フランシス・グレイの “Face-Off”という彫刻である。「鏡に映るラヴェンナをカメラで捉える必要があったので、ラヴェンナがそこに自分が映っているのを見るための相手として、立っている別のミラーマンも用意することになった」とニコラス=トロヤンが説明する。「 すべてザ・ミルのチームがCGで造ったものですが、このミラーマンはいつでも固体にも液体にもはっきりとはならない 。これは意図的なもので、必ずしも良い方向にではなく常に変わっていくラヴェンナのキャラを反映させたものです」

 ミラーマンとのシーンで、セロンは、実際にREDカメラを組み込んだフィギュアと向かい合って演技をした。これは、彼女の姿が現実のシーンでは鏡にはどう映って見えるかを録画するためである。この時、ミラーマンの声を担当するクリス・オビが、オフ・セットからセロンに対してミラーマンのセリフで応じていた。


VFXスタッフの魔法がかかった驚異の映像の数々をぜひお楽しみください!


【スノーホワイト 公式サイト】


6/15(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー

(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

2012年06月12日 22:34

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