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「ベッカムに恋して」

ワールドカップドイツ大会で劇的なベッカムのシュートで決勝進出を決めたのがイングランド。今週の「絶対に聴きたいこのサントラ!」は、そのデビッド・ベッカムの夫人で元スパイス・ガールズのヴィクトリア・ベッカムもフィーチャーされたサントラCDをお届けします。ベッカム・ファンも、サッカーファンも、そうでない人もポップスからソウル、ジャズまでが入った盛りだくさんの内容に満足することウケアイ!

■About MOVIE
デビッド・ベッカムの大ファンでサッカーに憧れている18歳のインド系の女の子ジェス(バーミンダ・ナーグラ)が、保守的な家庭や友情や恋などに悩みながら、プロのサッカー選手を目指す爽やかな青春ドラマ。ベッカム本人と夫人のヴィクトリアが特別出演しているのも話題になりました。監督、製作、脚本を手がけたのは、グリンダ・チャーダ。2002年イギリス映画。

■About SOUNDTRACK
ベッカムに恋して
さまざまな文化や価値観が共存するイギリスをインド系の女の子の視点で描いた映画『ベッカムに恋して』ですが、サウンドトラックも雑多なエネルギーに満ちたイギリスの音楽事情を反映した内容となっています。インド音楽を進化させたバングラビートをはじめ、ニューソウル、ニュー・ウェイヴ、クラブ系ポップスなどが1枚のCDで楽しめ、UK音楽シーンをサクっと知ることができます。ヴィクトリア・ベッカムが「アイ・ウィッシュ」で参加し、ヴィクトリアのスパイス・ガールズ時代の仲間、メラニーCも「インデペンス・デイ」を提供、90年代後半に大旋風を巻き起こしたスパガの2/5スパイスが楽しめる、というサントラならではの演出です。また、イギリスのクラブシーン、モッズシーン双方から永い間熱狂的な支持を受けているカーティス・メイフィールドの名曲「ムーヴ・オン・アップ」のカッコよさも特筆モノです。さらにパキスタンの偉大なアーティスト、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンをフィーチャーしたクラブ・トラック「テレ・ビン・ナヒン・ラグダ」、再結成アルバムをNo.1にし本国アメリカよりもUKで絶大な人気を誇るブロンディの70年代ヒット「銀河のアトミック」など、ジャンルも時代も一緒くたになったバラエティー豊かな1枚です。



発売元:ワーナーミュージックジャパン
CD価格:2520円(税込)
発売中

2006年06月30日 15:55

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