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「ブルー・クラッシュ」

サーフィンを通して女の子の情熱を描いたヒット作品『ブルー・クラッシュ』のサウンドトラックCDは、ロックやヒップホップなど、ビートの効いた疾走感のあるトラックが数多く収録されています。この夏のサントラにするもよし、スポーツのBGMで使うもよしの爽快な1枚です。

■About MOVIE
ハワイ、オアフ島を舞台にサーフィンに情熱を燃やす女の子を描いたスポーツ映画。幼い頃、天才サーフィン少女と呼ばれたアン・マリーは、世界一危険といわれる大会のため練習に明け暮れていたが、アンはバイト先のホテルに宿泊していたフットボール選手のマットと出会い恋に落ちてしまう…。主演のケイト・ボスワースが体当たりで波乗りシーンを演じ、親友役のミシェル・ロドリゲスやサノー・レイクのキュートな魅力も話題を呼んだ2002年アメリカ映画。

■About SOUNDTRACK
BLUE CRUSH
スポーツのサーフィンが進化すれば歩調を合わせサーフィンに合う音楽も進化を遂げる、そんなことを感じさせるサントラ・アルバムです。ベンチャーズやビーチ・ボーイズなどのオールディーズや、オフスプリングなどのメロコア・パンクも今もってサーフィン・ミュージックの主流ですが、この『ブルー・クラッシュ』のサントラに収録されているN.E.R.D.やビーニー・マンなどのデジタル・ロックやダンスホール・レゲエが、アグレッシヴなサーフィンの今日性にしっくりときます。一方、定番の味も捨て難く王道ロックでは「イフ・アイ・クッド・フォール・イン・ラヴ」を提供したレニー・クラヴィッツ、ジョニ・ミッチェルら女性フォーキーの継承者、ベス・オートンの傑作曲「デイブレイカー」、ポップ、R&Bをクロスオーバーする00年代の歌姫ニッカ・コスタによる「エヴリバディ・ガット・ゼア・サムシング」、UKロックの中堅、ダブズの「ファイヤースイート」などが収録されています。ビーニー・マンに注目しているレゲエ・リスナーには、ボブ・マーリーの一番下の息子、ダミアン・マーリーのトラック「アンド・ビー・ラヴド」もおすすめです。



発売元:東芝EMI
CD価格:2548円(税込)
発売中

2006年07月07日 16:34

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