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2006年07月28日
「50回目のファースト・キス」
7月がおわっていよいよ8月。全国的に真夏がやってきます。今週はドリュー・バリモアとアダム・サンドラーの名コンビによるヒット作品『50回目のファースト・キス』のオリジナル・サウンドトラックCDをピックアップします。ハワイを舞台に繰り広げられる笑いあり涙ありの感動作にふさわしく、サントラも常夏の香りとともにポップスの深さを教えてくれる好ナンバーがつまっています。■About MOVIE
『ウェディング・シンガー』の名カップル、ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーによる、ハワイを舞台にしたロマンティックラブコメディ。1日しか記憶ができない障害を持つ女性と、ナンパな飼育係の恋のゆくえを笑いと涙を織り交ぜて送る、ハッピーな感動作。監督は『NY式ハッピーセラピー』のピーター・シーガル。2004年アメリカ映画。
■About SOUNDTRACK
50回目のファースト・キス
大笑いしながらエンディングは幸せな涙に包まれる『50回目のファースト・キス』。ハワイを舞台に送る映画のバックを彩る音楽は、ダンスホールからハワイアン、ヒップホップ、ロックなど陽気な味わいのある親しみやすいトラックがぎっしりとつまっています。レゲエ・アーティスト、ウェイン・ワンダーが80年代の大ヒット曲をカヴァーした「ホールド・ミー・ナウ」（トンプソン・ツインズ）をオープニングに、ジギー・マーリー、ワイクリフ・ジーン、シール＆マイキー・ドレッド、UB40らダンスホール、R＆B、レゲエの人気アーティストたちがメインとなり、それぞれポップで印象的なトラックを提供。ロック・リスナーには、311やジェイソン・ムラーズのナンバーに注目を。CDエクストラ部分には、劇中で泣かせるシーン、アダム・サンドラーが歌う「フォゲットフル・ルーシー」を収録しています。ハワイの空を思わせる、爽快でとてもポップなサントラです。発売元：ワーナーミュージック・ジャパン
CD価格：2580円（税込）
発売中
2006年07月21日
「稲村ジェーン」
『稲村ジェーン』 サザンオールスターズ＆オールスターズ名義で1990年にオリジナルリリースされたCD『稲村ジェーン』は、夏のサウンドトラックの定番としてSASファンのみならず長い間リスナーに親しまれています。おなじみ名曲「希望の轍」「真夏の果実」「忘れられたBIG WAVE」を収録した、日本が誇るサマーミュージック『稲村ジェーン』のサントラをご紹介しましょう。■About MOVIE
稲村ジェーン
桑田佳祐が初めてメガホンをとった作品として90年に公開され大ヒットを記録。昭和40年の鎌倉は稲村ヶ崎を舞台に繰り広げられる、ノスタルジックな青春ストーリー。20年に一度現れるという伝説の大波＝ジェーンを待つサーファーたちと、彼らをとりまく人間模様が描かれています。出演は加勢大周、金山一彦、的場浩司、清水美砂、原由子、小泉今日子、草刈正雄ほか。1990年日本映画。■About SOUNDTRACK
サントラ・アルバムは、90年の映画公開に併せてサザンオールスターズ＆オールスターズ名義で同年9月にリリースされました。サザンらしい情感に訴える傑作チューンばかりが収録されており、「真夏の果実」は当時シングルカットされて大ヒットを記録しました。SASのコンサートで人気の高いナンバー「希望の轍」もこのサントラから生まれた名曲です。また、劇中でも印象的に挿入されているア・カペラ・ナンバー「忘れられたBIG WAVE」、アルバムの最後に収録されている「愛して愛して愛しちゃったのよ」もシングル発売され、ヒットを記録しました。アレンジはご存知サザンオールスターズ＆小林武史。日本のありし夏の匂いがたっぷり詰まった1枚です。
(c)Victor Entertainment,Inc. TAISHITA LABEL
発売元：ビクターエンタテインメント
VICL-60221
CD価格：2300円（税込）
発売中
2006年07月14日
「キャッチ・ア・ウェーブ」
『キャッチ・ア・ウェーブ』 4月に公開された三浦春馬、加藤ローサ、竹中直人ら出演の青春映画『キャッチ・ア・ウェーブ』。音楽は、大人気のDef Techが主題歌「Catch a Wave」を、アコースティック・ギター・デュオ、DEPAPEPEが初めて映画音楽を手がけています。今週はサウンドトラックCD『キャッチ・ア・ウェーブ』で波に乗っていきましょう！■About MOVIE
湘南を舞台に繰り広げられる爽やかな青春映画。落ちこぼれの高校生3人組が夏休みに体験するサーフィンへの情熱、ドタバタや恋など、一生残る思い出をスクリーンに刻み込んでいます。原作と脚本は豊田和真、監督に橋伸行。出演は、三浦春馬、加藤ローサ、木村了、濱田岳、高樹沙耶、とよた真帆、坂口憲二、竹中直人。2006年日本映画。
■About SOUNDTRACK
映画「キャッチ・ア・ウェーブ」サウンドトラック
主題歌「Catch a Wave」はごぞんじDef Techの大ヒット・チューンですが、サウンドトラック盤は、今回が映画音楽に初挑戦となるインスト・アコースティック・デュオ、DEPAPEPEが手がけています。DEPAPEPEは、徳岡慶也と三浦拓也による02年に神戸で結成されたデュオ・グループで、アコースティック・ギター2本で歌心たっぷりの音楽を聴かせてくれます。メジャーからはこれまでに『Let's Go!!!』『Ciao！ Bravo!!』の2枚のフルアルバムを発表しています。そんなDEPAPEPEが太陽と海と青春の香りがたくさん詰まった音楽で、映画『キャッチ・ア・ウェーブ』に鮮やかな色彩を描いたのが本サントラ。最新アルバム『Ciao! Bravo!!』から「SUNSHINE SURF!!」「ラハイナ」を新バージョンで収録。サーフィンにぴったりのアップテンポのナンバーから、しっとりとせつないバラードまで、瑞々しい響きのアコギ2本で歌い上げています。発売元：SME Records
CD価格：3059円（税込）
発売中
2006年07月07日
「ブルー・クラッシュ」
サーフィンを通して女の子の情熱を描いたヒット作品『ブルー・クラッシュ』のサウンドトラックCDは、ロックやヒップホップなど、ビートの効いた疾走感のあるトラックが数多く収録されています。この夏のサントラにするもよし、スポーツのBGMで使うもよしの爽快な1枚です。■About MOVIE
ハワイ、オアフ島を舞台にサーフィンに情熱を燃やす女の子を描いたスポーツ映画。幼い頃、天才サーフィン少女と呼ばれたアン・マリーは、世界一危険といわれる大会のため練習に明け暮れていたが、アンはバイト先のホテルに宿泊していたフットボール選手のマットと出会い恋に落ちてしまう…。主演のケイト・ボスワースが体当たりで波乗りシーンを演じ、親友役のミシェル・ロドリゲスやサノー・レイクのキュートな魅力も話題を呼んだ2002年アメリカ映画。
■About SOUNDTRACK
BLUE CRUSH
スポーツのサーフィンが進化すれば歩調を合わせサーフィンに合う音楽も進化を遂げる、そんなことを感じさせるサントラ・アルバムです。ベンチャーズやビーチ・ボーイズなどのオールディーズや、オフスプリングなどのメロコア・パンクも今もってサーフィン・ミュージックの主流ですが、この『ブルー・クラッシュ』のサントラに収録されているN.E.R.D.やビーニー・マンなどのデジタル・ロックやダンスホール・レゲエが、アグレッシヴなサーフィンの今日性にしっくりときます。一方、定番の味も捨て難く王道ロックでは「イフ・アイ・クッド・フォール・イン・ラヴ」を提供したレニー・クラヴィッツ、ジョニ・ミッチェルら女性フォーキーの継承者、ベス・オートンの傑作曲「デイブレイカー」、ポップ、R＆Bをクロスオーバーする00年代の歌姫ニッカ・コスタによる「エヴリバディ・ガット・ゼア・サムシング」、UKロックの中堅、ダブズの「ファイヤースイート」などが収録されています。ビーニー・マンに注目しているレゲエ・リスナーには、ボブ・マーリーの一番下の息子、ダミアン・マーリーのトラック「アンド・ビー・ラヴド」もおすすめです。発売元：東芝EMI
CD価格：2548円（税込）
発売中