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「アメリカン・グラフィティ」

夏の終わりはちょっとセンチな気分になるものですね。今週は、若き日のジョージ・ルーカスが監督したノスタルジックな青春映画の名作『アメリカン・グラフィティ』のサントラをお届けします。50年代から60年代にかけてのオールディーズの名曲がギッシリ詰まった古典的な名盤です。

■About MOVIE
カジュアルから音楽、車まで“アメグラ”ブームを巻き起こした青春映画の古典的名作です。カリフォルニア郊外、1962年という古き良きアメリカの最後の年を舞台に、若者たちの青春群像をノスタルジーたっぷりに描いています。出演は、リチャード・ドレイファス、ロン・ハワード、チャールズ・マーティン・スミス、さらには若手時代のハリソン・フォード。監督は『スターウォーズ』シリーズのジョージ・ルーカスです。1973年アメリカ映画。

■About SOUNDTRACK
アメリカン・グラフィティ ― オリジナル・サウンドトラック
1950~60年代ポップスやロックンロールを「オールディーズ」とジャンル付けしたのは、このサントラの功績が大きいでしょう。アメリカがベトナム戦争やヒッピー文化を経て、ノスタルジックな癒しを求めた70年代前半の気分に重なり、サントラはベストセラーを記録し、現在でもオールディーズと言えばアメリカン・グラフィティが定番となっています。ロックンロール第1号の「ロック・アラウンド・ザ・クロック」(ビル・ヘイリーと彼のコメッツ)を皮切りに、「ザットル・ビー・ザ・デイ」(バディ・ホリー)、「煙が目にしみる」(プラターズ)、「ジョニー・ビー・グッド」(チャック・ベリー)、「踊ろうよベイビー」(ボビー・フリーマン)など全41曲のオールディーズヒットを満載しています。われわれ日本人にも「終わりなき夏」を想起させるビーチ・ボーイズの「オール・サマー・ロング」がCD2枚目の最後に収録され、音楽の永遠性を象徴しています。まさに一家に1枚、いや、ワンセットのCDです。

発売元:ユニバーサルミュージック
CD価格:3262円(税込)
発売中

2006年08月25日 14:31

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