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2006年09月08日

「ティファニーで朝食を」

秋の1日を優雅な気分ですごしたい。たとえばちょっと遅いモーニングを食べたり、チェックしていたった映画を観たり、素敵な音楽を聴いてアフタヌーンティーをすすったり。今週の「絶対に聴きたいこのサントラ!」は名曲「ムーン・リヴァー」の世界的ヒットを生み、ヘンリー・マンシーニが音楽を手がけた『ティファニーで朝食を』のCDをご紹介します。

■About MOVIE
トルーマン・カポーティの小説を原作にしたオードリー・ヘプバーン主演の永遠の名作。ちょっと不思議な女の子ホリー(ヘプバーン)と作家志望のポールによるストーリー。ホリーが「ムーンリバー」を歌うシーン、ティファニーの前でクロワッサンを食べるシーンなどが語り草となっています。共演にジョージ・ペパード、監督はブレイク・エドワーズ。1961年アメリカ映画。

■About SOUNDTRACK
「ティファニーで朝食を」オリジナル・サウンドトラック(紙ジャケット仕様)
1960年前後のニューヨークをお洒落に描いた『ティファニーで朝食を』ですが、気ままに暮らす女の子ホリーを演じたオードリー・ヘップバーンの話し方や、ファッション、登場するティファニーなどさまざまな文化的流行を生み出しました。音楽では、なんと言っても「ムーン・リヴァー」でしょう。サントラ版ではオードリーが歌う劇中のバージョンと異なりますが、CD収録版も実にドリーミーです。作曲を手がけるのは、後に『酒とバラの日々』『シャレード』『ある愛の詩』などを手がける映画音楽界の巨匠ヘンリー・マンシーニ。ロマンティックなムードいっぱいの音楽を奏で、映画を観ずとも心が満たされてきます。

発売元:BMGジャパン
CD価格:2,100円(税込)
発売中

投稿者 eigafan : 13:25 | トラックバック

2006年09月01日

「フォレスト・ガンプ」

9月の初めは「食欲の秋、おいしそうな映画のサントラ」をテーマにお送りします。1回目の今週は、チョコレートやシーフードが登場する、トム・ハンクス主演の名作『フォレスト・ガンプ』のオリジナル・サウンドトラックを紹介します。

■About MOVIE
「人生は食べてみなければわからないチョコレートの箱のようなもの」・・・ママの台詞も有名な、トム・ハンクスが純粋な心を持つ主人公フォレスト・ガンプを演じた感動のヒューマンストーリー。1960年代から70年代にかけての激動のアメリカとガンプの生涯をオーバーラップさせながら物語は綴られています。監督は名匠ロバート・ゼメキス。1994年アメリカ映画。

■About SOUNDTRACK
フォレスト・ガンプ
ストーリーはガンプの生涯とアメリカが歩んだ歴史を対比させながら進みますが、劇中で使用された楽曲も60年代から70年代にかけてのアメリカポピュラーミュージックの集大成となっています。エルヴィス・プレスリーの「ハウンド・ドッグ」からはじまり、フォークソング、モータウンやアトランティックのソウル、ビーチ・ボーイズ、ボブ・ディランらロックの革命児たち、ドアーズやジェファーソン・エアプレーンのサイケデリック、そしてCD2枚目では70年代に入り、シンガー・ソングライターやサザン・ロック、AORの時代に流れてゆきます。もちろんすべてオリジナル音源を使用、この2枚組サントラで60~70年代のアメリカ大衆音楽の流れがつかめるといっても過言ではないでしょう。ディスク2の最後にはアラン・シルヴェストリによる「フォレスト・ガンプ組曲」が収録されています。

発売元:ソニーミュージックインターナショナル
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=MHCP000000573
CD価格:2625円(税込)
発売中

投稿者 eigafan : 15:40 | トラックバック