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『パイレーツ・ロック』

俺たちのビート(鼓動)が聞こえるか?
1966年、イギリス。
皆が聞きたいのはポピュラーミュージック。でも、BBCラジオが流すのは1日45分だけ。
そんな中、海の上から24時間ロックをかけるゴキゲンな海賊ラジオ局が現れた!

「ラブ・アクチュアリー」のヒットメイカー、リチャード・カーティス監督が、
ロックやポップスを愛するすべての人に捧ぐ痛快エンタテインメント!
今回は本作のサウンドトラックをご紹介します!

■About MOVIE

ザ・キンクス、ザ・フー、クリームなど60年代ロックで綴るゴキゲンな物語!

政府は<ロック=諸悪の根源!>とみなし、BBCでのポピュラー音楽の放送を1日45分以下と規制していた…。しかし厳しい取り締まりなんてどこ吹く風、海賊放送局“ラジオ・ロック”は北海の真っ只中の船上から24時間ロックを流し続けていた。
個性豊かなDJたちが送る破天荒でゴキゲンな日々、そんな彼らが贈るメッセージには皮肉もユーモアも愛情も、たくさんのエネルギーが満ち溢れている。
 
ロックで繋がっていく強い絆は、やがてイギリス中を巻き込み、とんでもない奇跡を巻き起こす!


【パイレーツ・ロック 公式サイト】

10/24(土)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ・みゆき座ほか全国ロードショー

(C) 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
 
 
■About SOUNDTRACK

パイレーツ・ロック オリジナル・サウンドトラック


<収録曲>

(ディスク1)
1.ステイ・ウィズ・ミー/ダフィー
2.オール・オブ・ザ・ナイト/ザ・キンクス
3.エレノア/ザ・タートルズ
4.ジュディのごまかし/
 ジョン・フレッド&ヒズ・プレイボーイ・バンド
5.ダンシング・イン・ザ・ストリート/
 マーサ&ザ・ヴァンデラス
6.素敵じゃないか/ザ・ビーチ・ボーイズ
7.ウー・ベイビー・ベイビー/
 スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ
8.ジス・ガイ/ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス
9.クリムゾン&クローヴァー/
 トミー・ジェームス&ザ・ションデルズ
10.ハイ・ホー・シルヴァー・ライニング/ジェフ・ベック
11.恋のマジック・アイ/ザ・フー
12.ウィズ・ア・ガール・ライク・ユー/ザ・トロッグス
13.あの娘のレター/ザ・ボックス・トップス
14.アイム・アライヴ/ザ・ホリーズ
15.イエスタデイ・マン/クリス・アンドリュース
16.アイヴ・ビーン・ア・バッド・バッド・ボーイ/ポール・ジョーンズ
17.サイレンス・イズ・ゴールデン/ザ・トレメローズ
18.この世の果てまで/スキーター・デイヴィス

(ディスク2)
1.フライデー・オン・マイ・マインド/ジ・イージービーツ
2.マイ・ジェネレイション/ザ・フー
3.アイ・フィール・フリー/クリーム
4.風の中のマリー/ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス
5.青い影/プロコル・ハルム
6.ジーズ・アームズ・オブ・マイン/オーティス・レディング
7.クレオズ・ムード/ジュニア・ウォーカー&ジ・オール・スターズ
8.恋にご用心/ダイアナ・ロス&ザ・シュープリームス
9.シード・ラザー・ビー・ウィズ・ミー/ザ・タートルズ
10.98.6/ザ・バイスタンダーズ
11.サニー・アフタヌーン/ザ・キンクス
12.父と子/キャット・スティーヴンス
13.サテンの夜/ザ・ムーディー・ブルース
14.この胸のときめきを/ダスティ・スプリングフィールド
15.ステイ・ウィズ・ミー/ロレイン・エリソン
16.ハング・オン・スルーピー/ザ・マッコイズ
17.ジス・オールド・ハート・オブ・マイン/ジ・アイズレー・ブラザーズ
18.レッツ・ダンス/デヴィッド・ボウイ


2CD UICY-1450/1 3,500円(税込)
発売元:ユニバーサル ミュージック

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ここに並んでいるのは私のお気に入りのポップ・ソングの一部である。皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しい。私は新しい音楽を否定し、昔は良かったとする人たちに同調しようとは思わない。今でも、沢山の素晴らしい曲が作られているのだから。一方で、しかし60年代に偉大なポップ・ソングが次々に生まれたこともまた事実である。ここに収められている楽曲は、その一部に過ぎない。

『パイレーツ・ロック』の撮影中、私たちは毎日錆び付いた船に乗り、海上で過ごした。昼どきになると、我々のサウンド・クルーはこれらの曲を目いっぱい音量を上げて流してくれた。それを聴きながら、もみあげを伸ばした滑稽な髪形に60年代風のシャツといういでたちで寛ぐ役者たちを見ていると、しばしば1966年に逆戻りしたような錯覚に襲われたものだった。

私たちを乗せた船は、いつも波に揺られていた。目を閉じて、少し体を揺らしながら、このアルバムをかけてみていただきたい。その時あなたは、きっと私たちと一緒に公海に浮かぶあの船にいるだろう。

脚本家/映画監督/ファン リチャード・カーティス


 
 

2009年10月14日 18:54

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