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『パブリック・エネミーズ』

『コラテラル』『マイアミ・バイス』の名匠マイケル・マンが
今最も注目されている俳優の一人、ジョニー・デップを
主演に迎えてお贈りする、極上の愛と野望の物語。

今回は、自他共に認める音楽マニアのマン監督によって
選び抜かれた珠玉の楽曲が並ぶ本作のサウンドトラックをご紹介します!


■About MOVIE

大胆不敵な銀行強盗。奪うのは、汚れた金。
愛したのは、たった一人の女。

鮮やかな手口で銀行から金を奪い、不可能とも思える脱獄を繰り返す世紀のアウトロー、ジョン・デリンジャーは、FBI史上初の“社会の敵ナンバーワン(Public Enemy NO.1)”に指名された犯罪者でありながら、当時の大衆のハートを虜にしたヒーローでもあった。
そんなデリンジャーとって、一人の女性ビリーとの出会いは、これからの人生を決定付ける運命の瞬間だった。ビリーもまた危険な選択だと分かりながらも、彼の強引で一途な愛に次第に惹かれていく――。

捜査の包囲網が徐々に彼らを追いつめていくなか、
永遠の愛を信じながら、二人の自由への逃亡劇が始まった・・・。


【パブリック・エネミーズ 公式サイト】

12/12(土)、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー

(C) 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
 
 
■About SOUNDTRACK

『パブリック・エネミーズ』オリジナル・サウンドトラック


<収録曲>


1. テン・ミリオン・スレイヴス(オーティス・テイラー)
2. シカゴ・シェイク
 (ザ・ブルース・ファウラー・ビッグ・バンド)
3. リトル・ボヘミアへのドライブ
 (エリオット・ゴールデンサル)
4. ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー(ビリー・ホリデイ)
5. ビリーの逮捕(エリオット・ゴールデンサル)
6. アム・アイ・ブルー?(ビリー・ホリデイ)
7. 砂丘のふたり(エリオット・ゴールデンサル)
8. バイバイ・ブラックバード(ダイアナ・クラール)
9. ビリーへの電話(エリオット・ゴールデンサル)
10. ナスティ・レター(オーティス・テイラー)
11. シカゴへのフライト(エリオット・ゴールデンサル)
12. 偉大なる主よ、私を導きたまえ
 (インディアン・ボトム・アソシエーション, オールド・レギュラー・バプティスツ)
13. ゴールド・コースト・レストラン(エリオット・ゴールデンサル)
14. ザ・マン・アイ・ラヴ(ビリー・ホリデイ)
15. JDの最期(エリオット・ゴールデンサル)
16. ダーク・ワズ・ザ・ナイト、コールド・ワズ・ザ・グラウンド
 (ブラインド・ウィリー・ジョンソン)


CD:UCCL-1150/1 2,500円(税込)
発売元:ユニバーサル ミュージック クラシック

12/9(水)発売
 
 
個性派映像作家、マイケル・マン監督。
自他共に認める音楽マニアのマン監督によって選び抜かれた珠玉の楽曲が並ぶサウンドトラック。本盤にはエリオット・ゴールデンサルの作曲したオリジナル・スコアが7曲と、オーティス・テイラー、ビリー・ホリデイ、ダイアナ・クラール、ブラインド・ウィリー・ジョンソン等、劇中で用いられたヴォーカル・ナンバーやインスト・ナンバーが9曲収録されている。

本作の音楽を手掛けたのは、現代音楽/映画音楽界の鬼才エリオット・ゴールデンサル。マンハッタン・スクール・オブ・ミュージックに進学した彼は、コリリアーノに師事して作曲と編曲を学ぶ。また、同時期にアーロン・コープランドからも作曲の手ほどきを受ける機会に恵まれた彼は、演奏会用の音楽や舞台音楽の作品を次々に発表し、批評家の絶賛を浴びた。現代音楽の分野で培った先鋭的な音作りで才能を発揮してきたゴールデンサルだが、本作では独特のケレン味を抑えた、クラシカルなオーケストラ・スコアを披露。とりわけ本盤に収められた楽曲では、「デリンジャーとビリーのテーマ」とでも言うべき主題曲が印象に残る。力強さを感じさせる一方で、どこか悲壮感を漂わせたメロディーは、破滅的な愛に生きた二人の姿をドラマティックに描き出している。

森本康治(映画音楽ライター)ライナーノーツより抜粋


 
 

2009年10月26日 17:39

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