【EIGAFAN.COM】ちょっと気になるこのスター: キーラ・ナイトレイ／Keira Knightley

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キーラ・ナイトレイ／Keira Knightley

壮大なスケールで描く、切なくも美しい、愛とつぐないの大河ロマン『つぐない』がいよいよ4/12（土）に公開になります。【ちょっと気になるこのスター】では、本作を作り上げたキャスト、スタッフを3週にわたりご紹介しています。
第2弾は、ジェームズ・マカヴォイ演じるロビーと、身分の違いを越えて愛しあう、政府官僚の長女セシーリアを演じるキーラ・ナイトレイ。若手実力派女優の中でも一段と輝きを放っている彼女が、本作での役作りや、ジョー・ライト監督との映画製作について語ります。

1985年3月26日、英・テディントン生まれ。父親は舞台、テレビを中心に活躍する俳優ウィル・ナイトレイ、母親は『ウィンター・ゲスト』（97）の原作、脚本を手がけた劇作家シャーマン・マクドナルド。6歳の時にＴＶ番組「Screen One」のワンエピソード「Royal Celebration」（93）の端役でデビューし、『A Village Affair』（94）で映画初出演。『イノセント・ライズ』（95）ではヒロインの少女時代を演じました。その後、『スター・ウォーズエピソード１/ファントム・メナス』（99）でナタリー・ポートマン演じるパドメの影武者役で出演し、徐々に名前が知られるようになります。

ブレイクのきっかけとなったのは、ロンドン映画批評家協会新人賞を受賞したイギリス映画『ベッカムに恋して』（02）。翌年全米でも公開され、ロングランヒットを記録、一躍注目を集め、世界的大ヒット作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』（03）のヒロイン役に抜擢され人気を博します。続くジョー・ライト監督の『プライドと偏見』（05）のエリザベス・ベネットを演じ、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にノミネートされ、名実ともにハリウッドのトップ女優の1人となりました。

その他に、ヒュー・グラント、コリン・ファース、などのアンサンブル・キャストの1人として来日も果たした『ラブ・アクチュアリー』（03）、ジェリー・ブラッカイマー製作の『キング・アーサー』（04）、トニー・スコット監督のアクションドラマ『ドミノ』（05）、エイドリアン・ブロディと共演したサスペンス『ジャケット』（05）などに出演しており、次回作には、実母・シャーマン・マクドナルドが脚本を手掛け、『ジャケット』のジョン・メイバリーと再び組むキリアン・マーフィー共演の『The Edge Of Love』（08）が控えています。

■役作りについて

今回『つぐない』に出演するにあたり、キーラはジョー・ライト監督と何度か話し合いを重ねました。
「監督は、私にどのキャラクターを演じて欲しいのか、確信がもてずにいたの。元々、彼は私にブライオニーを演じてほしかったのよ。でも最初に読んだ時、私の役はセシーリアだって思ったの。それから私たちは、長い時間ランチをとりながら話し合ったわ。基本的に、私はセシーリアをやるんだって監督を説得し、監督はブライオニーをやるべきだと私を説得していたわ。結果的には2人とももっと混乱しちゃったの。結局私がセシーリア役に決まるまで、3回もランチをとったのよ。でも、つまりそれがジョーなの。『プライドと偏見』を一緒にやったのは、素晴らしい体験だった。彼には本当に驚かされる。ジョーみたいな人と一緒に働くチャンスはそうあることじゃない。だから逃さないようにしたいの。」
　
■ジョー・ライト監督との映画製作について

『プライドと偏見』以来2度目となる、ジョー・ライト監督との映画製作について、キーラは再び彼と仕事が出来ることの喜びを語ってくれました。
「ジョーは、全てにおいてさらに一歩つき進める人だと思う。『プライドと偏見』よりも確実ね。彼は実に、非常に多くの暗い感情と向き合いながら、そう、彼はとても勇敢な人よ。『つぐない』は、彼にとって興味深い選択だったと思う。私は台本を読んで、やろうと思ったことを覚えている。どのようなことになるか分からないけど、誰かがやれる人がいるとしたら、ジョーだと思った。彼はとても賢いし、見た目にも信頼できるタイプでしょ。なぜなら…、彼は…、思うんだけど……、素晴らしい監督の一人よ。あなたにもわかると思うけど。」

本作でゴールデン・グローブ賞主演女優賞＜ドラマ部門＞、英国アカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど女優として成長を続けるキーラ・ナイトレイ。
まだ若干23歳である彼女が、今後どんな活躍をみせてくれるのか期待が膨らみます！

【つぐない公式サイト】
4/12（土）、新宿テアトルタイムズスクエアほか全国順次公開
　※本作は、PG-12指定です
(c)2007 Universal Studios. All Rights Reserved.

■キーラ・ナイトレイの過去の作品をチェック！

ベッカムに恋して

ロンドン映画批評家協会新人賞を受賞！インド系イギリス少女のサッカーにかける青春。
イギリスに住むインド家系の女の子ジェス（パーミンダ・ナーグラ）は、サッカーとベッカムが大好き。しかし、インドの伝統と習慣を重んじる保守的な家庭のため、隠れてサッカーを楽しんでいた。いつものように男の子に混じりサッカーをしていた所、地元の女子サッカーチームのエースストライカー、ジュールズ（キーラ・ナイトレイ）に見込まれ勧誘される。ジェスは戸惑いながらも所属を決め、両親に隠れて本格的にサッカーに取り組み始めるのだが・・・。
販売元: パンド
DVD価格： 4,935円（税込）　発売中

パイレーツ・オブ・カリビアン呪われた海賊たち

18世紀のカリブ海を舞台に、海賊たちの呪いを解く黄金のメダルの「最後の1枚」をめぐる、アクション・アドベンチャー。
カリブ海の港町、ポート・ロイヤルに、キャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)率いる海賊が現れ、海賊の金貨を持つエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)を誘拐してしまう。彼女に淡い恋心を抱くウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)は、彼女を救うため、ひょんな事から出会った一匹狼の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)と手を組み、エリザベス救出に向かう。しかし待っていたのは驚くべき真実だった！
発売元・販売元：ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
DVD価格：1,500円（税込）　発売中