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It’s Party Time! ハロウィーン・イベント’09

去る10月31日は、年に一度の大仮装パーティ「Halloween」。一般的にはコスチュームに身を包んだキッズ達が”Trick - or - Treat!”とご近所にスイーツをおねだりして回るイベントとして知られていますが、 当地では老いも若きも思いっきりコスプレを楽しんじゃう1日となっています。そしてここハリウッドにおいては、本年度もLGBTによるド派手なカーニバルを開催。すっかりLAハロウィーンの風物詩となった巨大パレードの模様に合わせて、セレブなパーティの「タレコミ情報」もご紹介していきます。


ハロウィーンといえばパンプキン!スーパー店内もご覧のとおり
今日知られる「ウエスト・ハリウッド・ハロウィーン・コスチューム・カーニバル」の元祖は、遡ること70年代にLGBT(Lesbian/Gay/Bisexual/Transgender)と称される人々のコミュニティ内でスタート。以降は開催の日付を変えながら、近年は10月31日にサンタモニカ大通りに交差するドヘニー・ドライブからラ・シエネガ通りまでの区間にて行なわれています。

この1日の為に、アメリカ国内はもちろんのこと世界中から多くの観光客が訪れ、ここ数年では40万人近くの人々を集めるモンスター級のイベントに大成長。待ってましたといわんばかりに着飾ったドラァグ・クイーンのお姉さま達に加えて、それぞれ仮装をしたカップルや学生達、家族連れなど様々な年齢層の人々でごった返しています。
通りではユニークなコスプレが鑑賞できる目玉パレードと合わせ、DJによるライブやアート・パフォーマンスなども同時開催。右を見ても左を見てもクレイジーなコスチュームだらけ、ストレートもLGBTもみんな一緒に楽しめる巨大なハロウィーン・イベントです。


通りはドラァグ・クイーンでいっぱい
ハリウッドとビバリーヒルズの両エリアに挟まれる恰好のウエスト・ハリウッドは、世界有数のゲイタウン。その3分の1がLGBT人口であり、レズビアンの生活を描いた人気ドラマ「Lの世界 (Showtime / 邦題)」なども当地が舞台となっています。
また、ハロウィーン・シーズンのみならず年間を通して観光客が多いことで知られ、その規模は近年の不況にもかかわらず年々拡大しているとか。アップスケールなショップやレストランが建ち並び、オシャレ嗅覚の鋭いゲイ・コミュニティや若者達を惹きつけています。
更には、映画やテレビ番組の製作会社も点在している土地柄から、セレブに遭遇する可能性も大。エンタメ業界をテーマにしたHBO局のヒットシリーズ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」も、たびたび撮影が目撃されている1本です。

 

中にはこんなに気合いの入ったコスプレイヤー達も

そんなウエスト・ハリウッドに人の波が押し寄せていた同日、ビバリーヒルズにそびえ建つ「プレイボーイ・マンション」においてもホットなパーティが大盛況だった模様。
Playboy誌発刊者、かのヒュー・ヘフナー氏が有するお屋敷では、こちらも毎年恒例のハロウィーン・ナイトが催されておりました。

ひょんなことから当パーティに参加していた知人の話によれば、ボディ・ペイントのみ!をまとったボムシェル・ボディのプレイメイト達がズラリと勢揃いしていたそう。チラッと写真を拝見しましたが、あまりにも刺激が強かった為に掲載は断念します。…が、こちらの模様はヘフナー氏の新ガールフレンド3人とともにリニューアルされたリアリティ番組”The Girls Next Door (E! / 原題)”にて、近日放送の予定。ケーブル局のショーとはいえボカシが入ることは必至ですが、興味のある方々はぜひチェックしてみてください。

最近は日本国内でもポピュラーになってきているHalloween。パーティに参加されたという方々も少なくないかと思います。普段はなかなかコスプレに縁がないというのが大半の意見かもしれませんが、この日くらいは思いっきりはじけちゃうのもまた一興。
来年のコスチュームは何にしようか、今からすでに楽しみです。
 

TEXT BY アベマリコ

2009年11月05日 17:28

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