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『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』より ~クリーチャー~

プロダクションノートをご紹介するこのコーナー、
今回も引き続き『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』から。

ディテールにこだわったクリーチャー 
  ジェット・リー扮する皇帝が変身するドラゴンや、シャングリラのシーンに登場するイエティ(雪男)などのクリーチャーは、すべてCGIで作られている。

 3つの頭を持っているところが特徴的なドラゴンは、光沢のある黒い色をしており、爬虫類というよりは虫のようなうごめき方をする。監督のロブ・コーエンがこだわったのは、3頭にそれぞれ違ったキャラクターを与えることだった。「1頭はボス。1頭は好奇心旺盛で、いつも周囲をキョロキョロしている。もう1頭は、そっと人の後ろから忍び寄るような卑劣で危険なヤツだ。この3頭にジェット・リーの目を与えたのも、僕がこだわった点だ。ドラゴンの内面に、つねに皇帝がいるということを伝えたかったのでね。そういうのは個人的な好みになるけれど、僕は面白いものが出来上がったと思うよ」

 もうひとつの架空のクリーチャー、イエティは、「ヒマラヤのような環境の中で、どういう生物が存在しえるか?」という自然への適応力を発想の原点に、デザインが考え出されていった。まず、コーエンの頭に浮かんだのは、厳寒の地で生きる北極グマと、実際にヒマラヤに生息するユキヒョウの姿だった。

そこから、クマのような獰猛性とパワー、ネコのような性質、そして、シベリアン・ハスキーのような青い目を併せ持つイエティのキャラクターが作り上げられていった。コーエンは言う。「今回はたくさんクリーチャーが出てくるけれど、それぞれディテールをこまかく検討しながら完成させていった。観客がイエティを気にいってくれて、ドラゴンを怖がってくれることを望むよ」とのこと。

いよいよ公開が迫る本作。ぜひ、映画館の大きなスクリーンで、こだわりのクリーチャーたちをチェックしてみてください!

【ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝公式サイト】
8/16(土)、日劇1ほか全国ロードショー
(C) 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

2008年08月14日 19:31

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